2020年のIPOの結果をまとめました!

最終更新日:
2021年1月8日

 2020年はIPO市場も波乱の年でした。コロナショックによる相次ぐ上場中止と、再開後のIPOバブル、年末のIPOラッシュなど、終わってみると目まぐるしい一年でしたね。2020年のIPO振り返りということで、2020年に上場した企業を「初値で売った時の利益」の大きい順に、ランキング形式で発表します!

表は左右にスライドしてご確認ください
企業名 公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
狙い目証券
第1位 
ヘッドウォータース
(4011)
2,400円 28,560円 261.6万円 +1,090.0% SBI
大和
楽天
松井
東海東京
マネックス
第2位 
アースインフィニティ
(7692)
1,970円 10,410円 84.4万円 +428.4% SBI
マネックス
岡三オンライン
第3位 
ビートレンド
(4020)
2,800円 10,010円 72.1万円 +257.5% 岩井
マネックス
トヨクモ
(4058)
2,000円 9,020円 70.2万円 +351.0% 大和
SMBC日興
岩井
SBI
マネックス

アイキューブド
システムズ

(4495)
3,120円 9,430円 63.1万円 +202.2% 野村
大和
SBI
マネックス
岩井
岡三オンライン
カブコム
企業名 公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
狙い目証券
かっこ
(4166)
2,020円 7,890円 58.7万円 +290.6% SBI
SMBC日興
岩井
松井
マネックス
楽天
岡三オンライン
グラフィコ
(4930)
4,090円 9,560円 54.7万円 +133.7% SBI
大和
SMBC日興
岩井
コマースOne
ホールディングス

(4496)
1,600円 6,970円 53.7万円 +335.6% 大和
松井
SBI
サイバー
セキュリティクラウド

(4493)
4,500円 9,210円 47.1万円 +104.7% SBI
大和
SMBC日興
岩井
楽天
アクシス
(4012)
1,070円 5,700円 46.3万円 +432.7% SMBC日興
SBI
楽天
岡三オンライン
企業名 公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
狙い目証券

1位は、みずほ証券が主幹事を務めたヘッドウォータース261.6万円です。人気を集めやすい「AI関連」銘柄だったことに加え、公開株数がかなり少なかったため、HEROZ以来の10倍IPOとなりました。2020年下半期のIPOバブル再燃を象徴する銘柄です!

2位は、みずほ証券が主幹事を務めた アースインフィニティ84.4万円です。公開株数が少なめのIPOだった上、大株主にベンチャーキャピタルがおらず、売りがほぼ出ませんでした。将来性のある事業内容も高く評価され、大幅に高騰しました。

3位は、みずほ証券が主幹事を務めたビートレンド72.1万円です。なんとTOP3がすべてみずほ証券の主幹事案件でした。公開株数、業績、事業内容とIPOの条件は申し分なく、事前の期待通りの高騰を見せました。

 2020年は、まさにIPOバブルでした。前半こそコロナショックの影響で上場中止や公募割れが相次ぎましたが、後半は様々な銘柄が高騰し、一気にバブル状態となりました。ランキングの上位を見ても、上場テンバガー(10倍超え)を達成したヘッドウォータースをはじめ、公募価格の3倍超え、4倍超えが複数出たのが今年の特徴です。公募価格が低い銘柄が多かったこともあり、一撃100万円となる銘柄は1社だけでしたが、93社中39社公募価格の倍以上の初値を付けています。
 後半の巻き返しで、2020年のIPOは大いに盛り上がりました。2021年のIPOがどうなるかは、まだ分かりませんが、S評価、A評価のIPOを逃さないように、しっかり準備しておきましょう!

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