アイキューブドシステムズ(4495)
(6月29日追記)
直近IPOの好調を受け、初値予想を引き上げました。
アイキューブドシステムズの事業内容は「法人向けモバイルデバイス管理サービスの提供」で、東証マザーズ上場の小型案件(想定時価総額135.7億円、吸収金額4.5億円)です。統計的に初値の上がりやすい「クラウド関連」、「公開株数の少ない」案件です。
※3月3日に新規承認され、新型コロナの影響で3月19日に上場中止が発表されましたが、再度上場を目指すことになりました。
基本情報
会社名 | アイキューブドシステムズ(4495) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | https://www.i3-systems.com/ |
狙い目証券会社 | 野村證券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SBI証券、マネックス証券、 岩井コスモ証券、岡三オンライン証券、auカブコム証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 2,630円 |
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仮条件 | 2,720円 ~ 3,120円 |
公募価格 | 3,120円 |
初値予想(独自) | 6,000円 ~ 9,000円(6月29日時点) |
初値 | 9,430円 (公募価格比+6,310円 +202.2%) |
・想定価格2,630円に対して、PER61.39倍、PBR18.4倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益42.8円、1株あたり純資産143.0円、1株あたり配当金-円。)
・直近IPOの好調を受け、初値予想を「4,000円 ~ 6,000円(6月11日時点)」から「6,000円 ~ 9,000円(6月29日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 6月29日(月)~7月3日(金) |
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当選発表日 | 7月6日(月) |
購入申込期間 | 7月7日(火)~7月10日(金) |
上場日 | 7月15日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 150,000株 |
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売出株数(OA含む) | 22,500株 |
当選株数合計 | 172,500株 |
・当選株数は172,500株。売買単位が100株なので、当たりは計1,725枚。
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | 89.57% | 154,500株 | 1,545枚 | 154枚 |
幹事 | 大和証券 | 1.74% | 3,000株 | 30枚 | 4枚 |
三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
1.74% | 3,000株 | 30枚 | 3枚 | |
SBI証券 | 1.74% | 3,000株 | 30枚 | 13枚 | |
マネックス証券 | 1.74% | 3,000株 | 30枚 | 30枚 | |
西日本シティ TT証券 |
1.74% | 3,000株 | 30枚 | 0枚 | |
岡三証券 | 0.87% | 1,500株 | 15枚 | 1枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 1,500株 | 15枚 | 1枚 |
・野村證券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SBI証券、マネックス証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(6月12日追記)
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(6月15日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能になりました。(6月22日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
佐々木 勉(社長) | 52.27% | 90日間 |
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 | 16.72% | 90日間 1.5倍 |
畑中 洋亮 | 9.87% | 90日間 1.5倍 |
TNP中小企業・ベンチャー企業成長応援投資事業有限責任組合 | 3.86% | 90日間 1.5倍 |
NCB九州活性化投資事業有限責任組合 | 3.86% | 90日間 1.5倍 |
蓑宮 武夫 | 2.21% | 90日間 |
平 強 | 1.93% | 90日間 1.5倍 |
(株)ジャフコ | 1.29% | 90日間 1.5倍 |
大野 尚 | 1.16% | 90日間 |
ビッグ・フィールド・マネージメント(株) | 1.16% | 90日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2018年6月期以降、株式1株につき10株の分割を反映。
・2020年6月期は、第3四半期時点で売上1,199百万円、経常利益357百万円を達成しています。IPOで得た資金は、ソフトウェア開発費、勤怠システム開発にかかわる研究開発費、業務効率の改善費、広告宣伝費に充てる予定です。
管理人からのコメント
アイキューブドシステムズ(4495)、モバイルデバイス管理サービスをクラウド形式で提供しています。iPadやiPhone、Androidなどのスマートフォンを対象に、複数端末の利用状況を遠隔でリアルタイムで把握したり、利用ルールを設定することができます。企業や学校法人でもノート・資料のタブレット化が進んでいたことに加え、新型コロナ後の新しい生活様式にもマッチしていることから、市場全体が拡大していくものと思われます。公開株数も極めて少なく、需給的に初値高騰が期待できます。
ネット証券では、野村證券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SBI証券、マネックス証券、岩井コスモ証券、岡三オンライン証券、auカブコム証券、DMM株から申し込み可能となっています。同日に、GMOフィナンシャルゲート(4051)も上場しますが、影響はほとんどないでしょう。
(6月12日追記)
同日にKIYOラーニング(7353)も上場することになり、多少買いが入りづらくなりそうです。
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