THECOO[ザクー](4255)
THECOO[ザクー]の事業内容は「ファンコミュニティプラットフォーム運営事業、インフルエンサーマーケティング事業及びオンライン広告事業」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額145.1億円、吸収金額41.3億円)です。統計的に初値の上がりやすい「大和証券が主幹事」
の案件です。
基本情報
会社名 | THECOO[ザクー](4255) 【東証マザーズ】 |
---|---|
会社URL | https://thecoo.co.jp/ |
狙い目証券会社 | 大和証券(共同主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、CONNECT、DMM株、SBIネオトレード証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 7,180円 |
---|---|
仮条件 | 7,000円 ~ 7,200円 |
公募価格 | 7,200円 |
初値予想(独自) | 7,500円 ~ 10,000円(11月17日時点) |
初値 | 6,100円 (公募価格比-1,100円 -15.3%) |
・想定価格7,180円に対して、PSR6.26倍、PBR8.11倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-32.5円、1株あたり純資産885.5円、1株あたり配当金-円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 12月6日(月)~12月10日(金) |
---|---|
当選発表日 | 12月13日(月) |
購入申込期間 | 12月14日(火)~12月17日(金) |
上場日 | 12月22日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 200,000株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 375,800株(国内:209,500株 海外:166,300株) |
当選株数合計 | 575,800株(国内:409,500株 海外:166,300株) |
・当選株数は409,500株。売買単位が100株なので、当たりは計4,095枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
・売り出しの一部が海外販売になりました。(12月13日追記)
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
共同主幹事 | みずほ証券 | 60.02% | 345,600株 | 3,456枚 | 345枚 |
大和証券 | 30.43% | 175,200株 | 1,752枚 | 175枚 | |
幹事 | 野村證券 | 4.34% | 25,000株 | 250枚 | 25枚 |
いちよし証券 | 1.74% | 10,000株 | 100枚 | 1枚 | |
SBI証券 | 0.87% | 5,000株 | 50枚 | 22枚 | |
マネックス証券 | 0.43% | 2,500株 | 25枚 | 25枚 | |
楽天証券 | 0.43% | 2,500株 | 25枚 | 25枚 | |
松井証券 | 0.43% | 2,500株 | 25枚 | 17枚 | |
東洋証券 | 0.43% | 2,500株 | 25枚 | 0枚 | |
極東証券 | 0.43% | 2,500株 | 25枚 | 0枚 | |
あかつき証券 | 0.43% | 2,500株 | 25枚 | 0枚 |
・大和証券(共同主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(11月18日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(11月29日追記)
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(12月6日追記)
※上記割当株数には、海外販売分も含まれています(12月13日)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
(株)ハイアンドドライ | 20.96% | 180日間 |
YJ2号投資事業組合 | 9.25% | 180日間 1.5倍 |
平良 真人(社長) | 7.11% | 180日間 |
NVCC8号投資事業有限責任組合 | 5.89% | 180日間 1.5倍 |
武井 哲也 | 5.10% | 180日間 |
NVCC7号投資事業有限責任組合 | 5.00% | 180日間 1.5倍 |
D4V1号投資事業有限責任組合 | 4.52% | 180日間 1.5倍 |
原田 潤 | 4.50% | 継続保有 |
HSアセットマネジメント(株) | 3.56% | 180日間 |
DX Ventures(株) | 3.56% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2011年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2021年12月期は、第3四半期時点で売上2,453百万円、経常損失△60百万円となっています。IPOで得た資金は、広告宣伝費、販売促進費、人材採用費、人件費、本社オフィス移転費、Fanicom事業の海外展開費、借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
THECOO[ザクー](4255)、ファンコミュニティプラットフォーム「Fanicon」は、ファンに対してライブ配信やグッズ販売などを通して価値を提供したいアーティスト、インフルエンサー、タレントなどと、彼らとつながりたいファン側のニーズをマッチングするプラットフォームです。その他、企業向けに、インフルエンサーを用いたマーケティング支援や、オンラインマーケティング支援をおこなっています。
Faniconにおけるファン数は着実に増加しており、2021年9月末時点で144,604人になります。Faniconにおける収益源は、ファンからの利用料(サブスクリプション)支払いなので、ファン数の増加が利益の増加につながります。今回のIPOを機にサービスの知名度が上がれば、さらなる成長も期待できます。
公開株数は少なめですが、想定価格が高く、市場の吸収金額はそこそこ大きいです。また、大株主に複数のベンチャーキャピタルがおり、ロックアップが公募価格比1.5倍で解除になるのも、初値上昇の足を引っ張りそうです。総合的に見ると、初値の上昇率はそこまでかと思いますが、想定価格が高いので、上昇幅はそれなりになると予想します。
ネット証券では、大和証券(共同主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、CONNECT、DMM株、SBIネオトレード証券から申し込み可能となっています。同日に、リニューアブル・ジャパン(9522)、Finatextホールディングス(4419)、サインド(4256)が上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。
(11月18日追記)
同日に、サクシード(9256)、網屋(4258)が上場することになり、さらに買いが集まりにくくなりました。
@ipokiso_com
TwitterでもIPO情報を配信しています。フォローよろしくお願いします!
IPO企業情報の一覧表へ戻る
IPO向けネット証券比較へ進む