網屋(4258)
網屋の事業内容は「データセキュリティ事業(ログ管理製品『ALogシリーズ』などの販売) および、ネットワークセキュリティ事業(ICT通信インフラネットワークの設計・構築をクラウド上から遠隔で行う『Network All Cloud』サービスなどの提供)」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額78.8億円、吸収金額23.3億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「ネットセキュリティ関連」ですが、総合的に見ると、初値の上昇幅は限られてくると予想します。
基本情報
会社名 | 網屋(4258) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | https://www.amiya.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券、楽天証券、マネックス証券、岡三オンライン証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,970円 |
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仮条件 | 1,700円 ~ 1,970円 |
公募価格 | 1,970円 |
初値予想(独自) | 1,970円 ~ 3,000円(11月18日時点) |
初値 | 2,100円 (公募価格比+130円 +6.6%) |
・想定価格1,970円に対して、PER62.57倍、PBR6.32倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益31.5円、1株あたり純資産311.6円、1株あたり配当金-円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 12月7日(火)~12月13日(月) |
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当選発表日 | 12月14日(火) |
購入申込期間 | 12月15日(水)~12月20日(月) |
上場日 | 12月22日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 429,600株 |
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売出株数(OA含む) | 754,400株 |
当選株数合計 | 1,184,000株 |
・当選株数は1,184,000株。売買単位が100株なので、当たりは計11,840枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 岡三証券 | 82.67% | 978,800株 | 9,788枚 | 978枚 |
幹事 | SBI証券 | 4.34% | 51,400株 | 514枚 | 231枚 |
みずほ証券 | 3.47% | 41,100株 | 411枚 | 41枚 | |
SMBC日興証券 | 3.47% | 41,100株 | 411枚 | 41枚 | |
楽天証券 | 2.60% | 30,800株 | 308枚 | 308枚 | |
マネックス証券 | 0.86% | 10,200株 | 102枚 | 102枚 | |
むさし証券 | 0.86% | 10,200株 | 102枚 | 10枚 | |
水戸証券 | 0.86% | 10,200株 | 102枚 | 0枚 | |
香川証券 | 0.86% | 10,200株 | 102枚 | 0枚 |
・SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券、楽天証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(11月22日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(11月30日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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(株)チャクル | 28.55% | 180日間 |
石田 晃太 | 17.82% | 180日間 |
伊藤 整一(社長) | 11.14% | 180日間 |
投資事業組合オリックス9号 | 9.80% | 90日間 1.5倍 |
(株)セキュアヴェイル | 4.31% | |
網屋従業員持株会 | 3.67% | 継続保有 |
柴﨑 正道 | 2.86% | 180日間 |
新納 隆広 | 2.47% | 90日間 |
加藤 光栄 | 2.08% | 90日間 |
山﨑 勝巳 | 1.73% | 90日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2019年12月期以降、株式1株につき800株の分割を反映。
・2021年9月期は、第3四半期時点で売上2,146百万円、経常利益298百万円を達成しています。IPOで得た資金は、広告宣伝費、人材採用費および教育費、研究開発費、借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
網屋(4258)、データセキュリティ事業は、ITシステムのログを解析する独自技術で、AIテクノロジーを用いた高度なデータ管理をおこないます。ネットワークセキュリティ事業は、クラウド技術を活用して、ICT(情報通信技術)インフラネットワークを遠隔制御します。
IPOで人気化しやすいネットセキュリティ関連で、売上・利益ともに右肩上がりで推移しており、需要は大きくなりそうです。ただ、公開株数が少ないわけではなく、大株主にいるベンチャーキャピタルのロックアップも、公募価格比1.5倍で外れます。加えて、この年末のIPOラッシュで、買いが集まりにくくなっていることを考えると、初値の上昇幅は限られてくると予想します。
ネット証券では、SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券、楽天証券、マネックス証券、岡三オンライン証券、DMM株から申し込み可能となっています。同日に、サインド(4256)、THECOO(4255)、Finatextホールディングス(4419)、リニューアブル・ジャパン(9522)、サクシード(9256)が上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。
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