湖北工業(6524)
湖北工業の事業内容は「アルミ電解コンデンサ用のリード端子及び光ファイバ通信網用の光部品・デバイスの製造・販売」で、東証2部上場の中型案件(想定時価総額345.6億円、吸収金額114.8億円)です。総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | 湖北工業(6524) 【東証2部】 |
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会社URL | https://www.kohokukogyo.co.jp/ |
狙い目証券会社 | 野村證券(主幹事)、SMBC日興証券、SBI証券、auカブコム証券、LINE証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 3,840円 |
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仮条件 | 3,840円 ~ 4,000円 |
公募価格 | 4,000円 |
初値予想(独自) | 4,000円 ~ 5,000円(12月6日時点) |
初値 | 5,300円 (公募価格比+1,300円 +32.5%) |
・想定価格3,840円に対して、PER22.12倍、PBR3.02倍、配当利回り0.23%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益173.6円、1株あたり純資産1,271.4円、1株あたり配当金8.9円。)
仮条件に伴い、初値予想を「3,840円 ~ 5,000円(11月16日時点)」から「4,000円 ~ 5,000円(12月6日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 12月6日(月)~12月9日(木) |
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当選発表日 | 12月10日(金) |
購入申込期間 | 12月13日(月)~12月16日(木) |
上場日 | 12月21日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 1,600,000株 |
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売出株数(OA含む) | 1,390,000株 |
当選株数合計 | 2,990,000株 |
・当選株数は2,990,000株。売買単位が100株なので、当たりは計29,900枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | 91.30% | 2,730,000株 | 27,300枚 | 2,730枚 |
幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
3.48% | 104,000株 | 1,040枚 | 104枚 |
SMBC日興証券 | 2.61% | 78,000株 | 780枚 | 78枚 | |
SBI証券 | 0.87% | 26,000株 | 260枚 | 117枚 | |
西村証券 | 0.87% | 26,000株 | 260枚 | 0枚 | |
丸三証券 | 0.43% | 13,000株 | 130枚 | 13枚 | |
あかつき証券 | 0.43% | 13,000株 | 130枚 | 0枚 |
・野村證券(主幹事)、SMBC日興証券、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(11月18日追記)
・その他、LINE証券から申し込み可能となりました。(11月19日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(11月29日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
石井 太(社長) | 96.12% | 90日間 |
湖北工業従業員持株会 | 1.62% | 180日間 |
北川 一清 | 0.26% | 90日間 |
国友 啓行 | 0.23% | 90日間 |
加藤 隆司 | 0.23% | 90日間 |
荒木 治人 | 0.23% | 90日間 |
鈴木 基司 | 0.23% | 90日間 |
髙原 誠 | 0.23% | 90日間 |
山田 大元 | 0.23% | 90日間 |
山﨑 学 | 0.23% | 90日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2018年12月期まで単独決算。2019年12月期から連結決算。
※2019年12月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2021年12月期は、第3四半期時点で売上10,669百万円、経常利益3,391百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備投資資金、連結子会社4社への投融資に充てる予定です。
管理人からのコメント
湖北工業(6524)、アルミ電解コンデンサ用リード端子の製造販売、光ファイバ通信網用光部品の製造販売をおこなっています。アルミ電解コンデンサは、生活家電、情報通信機器、自動車などの、内部に電子基板を持つ製品に組み込まれています。
業績推移を見ると、直近で急激に売り上げを伸ばしています。原因として、環境対応自動車の普及や先進運転支援システムの実用化など、自動車全体の電子化が進み、アルミ電解コンデンサの需要が急拡大している点、さらに、5G通信ネットワークや海底ケーブルなどの光通信インフラの投資が増強されている点を上げています。2021年12月期も、第3四半期時点で経常利益3,391百万円を達成しており、上記の流れがゆるまるまでは成長が期待できそうです。
とはいえ、IPOのテーマとしては強くなく、人気化しづらい東証2部上場で、公開株数も多いので、総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、野村證券(主幹事)、SMBC日興証券、SBI証券、auカブコム証券、LINE証券、DMM株から申し込み可能となっています。同日に、ライフドリンク カンパニー(2585)も上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。
(11月17日追記)
同日に、ラバブルマーケティンググループ(9254)が上場することになり、さらに買いが集まりにくくなりました。
(11月18日追記)
同日に、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)も上場することになり、さらに買いが集まりにくくなりました。
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