6月のIPOラッシュで気になる銘柄をピックアップ!

最終更新日:
2023年6月30日

(2023年6月30日追記)
ピックアップしたIPOの初値情報を反映しました。
ジーデップ・アドバンスは初値売りで一撃60万円オーバーの利益が出ています!

 2023年の6月は18社が上場予定です。昨年が12社だったので1.5倍の企業数ですね。そのうち11社が最終週に上場する超過密スケジュールとなっています。5月半ばまでの閑散ムードが一転、年末のIPOラッシュ並みの忙しさに変わりました。

 気になるのがIPO市場の状況ですが、4月IPOが絶好調で終わった後1か月以上の閑散期に入りました。後半失速した訳では無いので、そのままの勢いが継続してるのではないでしょうか。閑散期でIPO投資家の買い資金も回復しているため、再開後はまずまずの賑わいになると思われます。

日経平均株価チャート

<出典:松井証券公式サイトより>

 さらに、直近の株式市場の状況を参考にしてみましょう。2023年5月19日に日経平均がバブル経済崩壊後の最高値を更新し、大きなニュースとなりました。その後もさらに更新を続けており、このコラムを執筆している5月30日時点では終値が「3万1328円16銭」まで上がっています。株式市場はこれ以上ないほど元気なようですね、これは今後のIPOにも期待が高まります。

 それでは、過密スケジュールとなってしまった6月IPOを整理していきましょう。18社のうち気になる5銘柄をピックアップして紹介します。さらにピックアップした銘柄に申し込める証券会社もまとめました。ぜひ最後まで読んで参考にしてください!

6月の注目IPO一覧

 2023年6月のIPOから注目銘柄をピックアップしました!

表は左右にスライドしてご確認ください
企業名 総合
評価
市場 申込
期間
上場日 公募価格 初値 利益 狙い目証券
ABEJA
(5574)
B 東証
グロース
5/29
~6/1
6/13 1,550円 4,980円 +3,430円
(+221.3%)
野村
SBI
楽天
マネックス
松井
カブコム
Globee
(5575)
C 東証
グロース
5/30
~6/5
6/14 1,150円 2,666円 +1,516円
(+131.8%)
大和
SBI
SMBC日興
松井
マネックス
楽天
大和コネクト
アイデミー
(5577)
B 東証
グロース
6/6
~6/12
6/22 1,050円 5,560円 +4,510円
(+429.5%)
SBI
大和
楽天
松井
岩井
大和コネクト
ネオトレード
ブリッジ
コンサルティング
グループ

(9225)
A 東証
グロース
6/7
~6/13
6/26 1,300円 4,110円 +2,810円
(+216.2%)
SBI
SMBC日興
マネックス
楽天
岩井
松井
岡三オンライン
ネオトレード
ジーデップ・
アドバンス

(5885)
A 東証
スタンダード
6/14
~6/20
6/30 4,510円 10,680円 +6,170円
(+136.8%)
野村
マネックス
松井
楽天
SBI
岡三オンライン
企業名 総合
評価
市場 申込
期間
上場日 公募価格 初値 利益 狙い目証券

ABEJAは6月IPOのトップバッターです。前回のIPOから1か月以上期間が空いているので、IPO投資家の余力も十分戻っている状況です。
条件面を見ても申し分なく、想定価格に対してかなり強気の仮条件が出ています。買い需要は問題ないので、当日の市況を含めどこまで伸ばせるかに注目です!公開株数はそこそこあるので、手広く申し込みたいですね。

GlobeeはABEJAに続くIPOです。ABEJAほどの勢いはないですが、ABEJAが初日値付かずなどで話題になった場合、Globeeにも注目が集まりそうです。超高騰は無さそうですが、まだラッシュ序盤なので底堅い初値となりそうです。

アイデミーはかなり小型のIPOです。公開株数が少ないので、少し買いが入れば高騰しそうです。さらに想定価格が低いのも買いが入りやすくなっています。しかし、想定価格の低さは同時に利益幅が出にくい側面もあります。複数単元当選したら熱そうです!

ブリッジコンサルティンググループ公開株数が極端に少なく、6月IPOで一番競争率が高くなりそうです。公募価格の1.5倍でVCのロックアップが解除されますが、恐らく初値形成への影響は少ないでしょう。主幹事のSBI証券から全力で申し込みたいIPOですね!IPOチャレンジポイントの当落ボーダーもすごいことになりそうなIPOです。

ジーデップ・アドバンスはいわゆる値がさ株です。想定価格が4,170円なので、初日の気配値上限が9,000円を超えます。つまり人気化した時に大きな利益が出やすいIPOです。アイデミーとは逆の状況ですね。逆に、公募割れした時は損失が大きくなるので、どちらにも暴れやすいのが値がさ株です。ハイリスクハイリターンなIPOと言えるでしょう。

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