ABEJA[アベジャ](5574)
ABEJA[アベジャ]の事業内容は「DXプラットフォーム『ABEJA Platform』を基盤として顧客企業のDXを総合的に支援する『デジタルプラットフォーム事業』の運営」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額116.9億円、吸収金額20.0億円)です。統計的に初値の上がりやすい「期間が空いたIPO」です。
基本情報
会社名 | ABEJA[アベジャ](5574) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://www.abejainc.com/ |
会社設立 | 2012年9月(11年目) |
主幹事証券 | 野村證券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券(副幹事)、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 1,390円 |
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仮条件 | 1,450円 ~ 1,550円 |
公募価格 | 1,550円 |
初値予想(独自) | 2,200円 ~ 3,300円(5月25日時点) |
初値 | 4,980円 (公募価格比+3,430円 +221.3%) |
・想定価格1,390円に対して、PSR5.91倍、PBR4.37倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-23.3円、1株あたり純資産318.1円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件が想定価格を上回ったのを受けて、初値予想を「2,000円 ~ 3,000円(5月9日時点)」から「2,200円 ~ 3,300円(5月25日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 5月29日(月)~6月1日(木) |
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当選発表日 | 6月2日(金) |
購入申込期間 | 6月5日(月)~6月8日(木) |
上場日 | 6月13日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 700,000株 |
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売出株数(OA含む) | 737,500株 |
当選株数合計 | 1,437,500株 |
・当選株数は1,437,500株。売買単位が100株なので、当たりは計14,375枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | 91.32% | 1,312,700株 | 13,127枚 | 1,312枚 |
幹事 | SBI証券 | 6.52% | 93,700株 | 937枚 | 421枚 |
三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
0.87% | 12,500株 | 125枚 | 12枚 | |
みずほ証券 | 0.65% | 9,300株 | 93枚 | 9枚 | |
楽天証券 | 0.22% | 3,100株 | 31枚 | 31枚 | |
マネックス証券 | 0.22% | 3,100株 | 31枚 | 31枚 | |
松井証券 | 0.22% | 3,100株 | 31枚 | 21枚 |
・主幹事以外だと、野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、マネックス証券、松井証券から当選のチャンス。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(5月11日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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岡田 陽介(社長) | 17.76% | 180日間 |
SOMPO Light Vortex(株) | 17.61% | 180日間 |
ヒューリック(株) | 4.50% | 180日間 |
(株)インスパイア・インベストメント | 4.47% | 90日間 1.5倍 |
外木 直樹 | 3.69% | 180日間 |
富松 圭介 | 3.68% | 90日間 1.5倍 |
SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合 | 3.61% | 90日間 1.5倍 |
SBI Ventures Two(株) | 3.61% | 90日間 1.5倍 |
コタエル信託(株) | 3.45% | 180日間 |
(株)NTTドコモ | 3.39% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年8月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2023年8月期は、第2四半期時点で売上1,407百万円、経常利益345百万円を達成しています。IPOで得た資金は、運転資金として顧客基盤の拡大、深耕のための人件費、ABEJA Platformの拡充のための開発費・運用費および研究開発費および人材の採用費に充てる予定です。
管理人からのコメント
ABEJA[アベジャ](5574)、DXの実行に必要なデータの生成・収集・加工・分析・AIモデリングまでのプロセスを提供する「ABEJA Platform」を通じて、顧客企業のDX化を支援するサービスを提供しています。全社売上における継続顧客からの売上比率は91.8%となっており、安定した収益モデルです(2022年8月期)。ちなみに、2023年8月期は、第2四半期時点で経常利益345百万円を達成しています。
公開株数は普通で、複数の大株主のロックアップが公募価格比1.5倍で外れますので、通常だと初値の上昇はそこまで望めません。ただ、前回のIPOから期間が1カ月半ほど空いており、投資余力が高まっていることを考えると、初値はそれなりに上昇すると予想します(期間が空いたIPOの結果をまとめました!)。
ネット証券では、野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券から申し込み可能となっています。
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