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4.抽選の時間差を利用して、抽選回数を増やす
まず、当サイトが掲載しているIPOスケジュールをご覧ください。
この表では一般的な証券会社のIPOスケジュールを載せていますが、中には「購入申し込み後に抽選をする」、つまり、抽選が遅い証券会社(後期型)があります。抽選が後期型の証券会社は、auカブコム証券、楽天証券、GMOクリック証券、岩井コスモ証券、松井証券※です。
※2022年4月より「購入申込期間からスタートする(後期型)」抽選方法が追加されました。松井証券の後期型IPOは、需要申告を実施せず、購入申込から参加できます。
<松井証券の後期型IPO例「Cross Eホールディングス」>
この抽選が遅い後期型の証券会社と一般型の証券会社で資金移動を上手にすれば、なんと、同一資金で2回抽選を受けられます! では、実際に同一資金で一般型のマネックス証券で抽選を受けてから、後期型のauカブコム証券の抽選を受けてみます!
例 : ダイキアクシス(申し込み必要金額13万円)
・一般型のマネックス証券の抽選日:12月10日 18時 (上の画像)
・後期型のauカブコム証券の抽選日:12月16日 12時 (下の画像)
<マネックス証券のIPO抽選日>
<auカブコム証券のIPO抽選日>
それでは、まずはかんたんに、同一資金で2回抽選を受けるための「IPO抽選申し込み手順」の全体像をイラストでお伝えします。
<IPO抽選申し込み手順のイメージ>
なんとなくイメージしていただけたでしょうか。それでは、具体的にどのような手順をふんでいくのか、くわしく説明させていただきます。上のイラストと見比べながら読むとわかりやすいと思います。
まず先に、抽選申し込み後に資金が拘束されない後期型のauカブコム証券に必要金額13万円を入金して、抽選申し込みをします。その後、この13万円を出金してマネックス証券に移動させ、抽選申し込みをして、そのまま抽選を受けます。
一般型の証券会社は抽選に外れると、資金を移動できるようになりますので、マネックス証券から13万円を出金して、再びauカブコム証券にこの13万円を移動し、購入申し込みをします。
後期型は、抽選が購入申込期間の最終日におこなわれますので、これで13万円だけでauカブコム証券でも抽選を受けられます! (購入申し込み後から当選結果が出るまで資金が拘束されます。)
このように、後期型の証券会社と一般型の証券会社で資金移動を上手にすれば、同一資金(今回は13万円のみ)で2回抽選を受けられますので、ぜひご活用ください!
(おさらい)抽選が後期型の証券会社は、auカブコム証券、楽天証券、GMOクリック証券、岩井コスモ証券、松井証券です!
(補足)
上のイラスト「IPO抽選申し込み手順のイメージ」を見ていただくとわかりますが、「申込期間」や「購入期間」の限られた時間に、銀行を介してお金を移動する必要があります。PayPay銀行なら後期型のすべての証券会社で、即時入金サービスが手数料無料で利用できますので、口座開設しておくと便利です。