オープンワーク(5139)
オープンワークの事業内容は「転職・就職のための情報プラットフォーム『OpenWork』の開発・運用業務を含むワーキングデータプラットフォーム事業」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額150.1億円、吸収金額37.8億円)です。
総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | オープンワーク(5139) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://www.openwork.co.jp/ |
会社設立 | 2007年6月(16年目) |
狙い目証券会社 | 野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、マネックス証券、岩井コスモ証券、松井証券、岡三オンライン、LINE証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 2,920円 |
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仮条件 | 2,920円 ~ 3,150円 |
公募価格 | 3,150円 |
初値予想(独自) | 3,150円 ~ 4,000円(11月30日時点) |
初値 | 3,500円 (公募価格比+350円 +11.1%) |
・想定価格2,920円に対して、PER64.57倍、PBR3.62倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益45.2円、1株あたり純資産806.0円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「2,920円 ~ 3,800円(11月14日時点)」から「3,150円 ~ 4,000円(11月30日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 12月1日(木)~12月7日(水) |
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当選発表日 | 12月8日(木) |
購入申込期間 | 12月9日(金)~12月14日(水) |
上場日 | 12月16日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 500,000株 |
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売出株数(OA含む) | 795,900株 |
当選株数合計 | 1,295,900株 |
・当選株数は1,295,900株。売買単位が100株なので、当たりは計12,959枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | 94.81% | 1,228,700株 | 12,287枚 | 1,228枚 |
幹事 | SBI証券 | 1.74% | 22,500株 | 225枚 | 101枚 |
マネックス証券 | 0.86% | 11,200株 | 112枚 | 112枚 | |
アイザワ証券 | 0.52% | 6,700株 | 67枚 | 0枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.52% | 6,700株 | 67枚 | 6枚 | |
岡三証券 | 0.52% | 6,700株 | 67枚 | 6枚 | |
松井証券 | 0.52% | 6,700株 | 67枚 | 46枚 | |
丸三証券 | 0.52% | 6,700株 | 67枚 | 6枚 |
・野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、マネックス証券、岩井コスモ証券、松井証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(11月15日追記)
・その他、LINE証券から申し込み可能となりました。(11月17日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(11月24日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
(株)リンクアンドモチベーション | 56.98% | 90日間 |
増井 慎二郎 | 32.77% | 90日間 |
小倉 基弘 | 4.17% | 90日間 |
川島 浩治 | 1.88% | 90日間 |
小澤 博之 | 1.04% | 90日間 |
大澤 陽樹(社長) | 0.80% | 90日間 |
池内 駿介 | 0.34% | 90日間 |
山﨑 慎也 | 0.17% | 継続保有 |
本多 雄太朗 | 0.14% | 継続保有 |
広瀬 悠太郎 | 0.14% | 継続保有 |
企業業績のデータ(5年分)
※2018年12月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
※2020年12月期以降、株式1株につき10株の分割を反映。
・2022年12月期は、第3四半期時点で営業収益1,460百万円、経常利益466百万円を達成しています。IPOで得た資金は、当社の事業拡大のための人件費および採用費、サービスの認知向上と収益拡大のための広告宣伝費に充てる予定です。
管理人からのコメント
オープンワーク(5139)、社員口コミデータを基盤とした転職・就職のための会社情報サイト「OpenWork」の運営、企業向けの採用支援サービス「OpenWorkリクルーティング」を提供しています。OpenWorkリクルーティングの利用企業は、自社の求人をOpenWork上に掲載し、求職者に対してスカウトメールを送信することができます。
直近の業績推移を見ると、新型コロナの影響で求人倍率(求職者1人あたりに何件の求人があるか)が低下したこともあり、業績が伸び悩んでいますが、2022年12月期は、第3四半期時点で営業収益1,460百万円、経常利益466百万円を達成しており、再び事業拡大に向けた動きが確認できます。
公開株数はふつうで、吸収し金額もそれなりにありますが、主要大株主には期間でロックアップがかかっており、供給面はそこまで悪くないです。通常であれば、初値もそれなりに上昇することが期待できますが、すでにRebase(5138)、フーディソン(7114)が上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、マネックス証券、岩井コスモ証券、松井証券、岡三オンライン、LINE証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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