ウェルスナビ(7342)

(12月14日追記)
・引受価額が「1,063.75円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,063.75円」付近で寄り付く可能性があります。

 ウェルスナビの事業内容は「資産運用を全自動化したロボアドバイザーの開発・提供」で、東証マザーズ上場の大型案件(想定時価総額494.6億円、吸収金額188.7億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「SBI証券、大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。

ウェルスナビのホームページ画像
成長性 割安性
にじゅうまる △
話題性 総合評価?
○ d


基本情報

会社名 ウェルスナビ(7342) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.wealthnavi.com/
狙い目証券会社 SBI証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、野村證券
岡三オンライン証券auカブコム証券CONNECT
DMM株ライブスター証券SBIネオモバイル証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,100円
仮条件? 1,100円 ~ 1,150円
公募価格? 1,150円
初値予想(独自) 1,000円 ~ 1,400円(11月18日時点)
初値? 1,725円 (公募価格比+575円 +50.0%)

・想定価格1,100円に対して、PER-倍、PBR6.36倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益-45.8円、1株あたり純資産172.9円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 12月7日(月)~12月11日(金)
当選発表日? 12月14日(月)
購入申込期間? 12月15日(火)~12月18日(金)
上場日? 12月22日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 2,500,000株
売出株数(OA含む)? 14,653,700株
当選株数合計 17,153,700株

・当選株数は17,153,700株。売買単位が100株なので、当たりは計171,537枚
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
共同主幹事 SBI証券 65.46% 11,228,000株 112,280枚 50,526枚
大和証券 25.00% 4,288,400株 42,884枚 6,432枚
幹事 みずほ証券 4.09% 701,700株 7,017枚 701枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
4.09% 701,700株 7,017枚 701枚
野村證券 1.09% 187,100株 1,871枚 187枚
岡三証券 0.27% 46,800株 468枚 46枚

SBI証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、野村證券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(11月19日追記)
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(11月20日追記)
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(11月27日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能になりました。(11月30日追記)
・その他、ライブスター証券から申し込み可能となりました。(12月8日追記)
・その他、SBIネオモバイル証券から申し込み可能となりました。(12月8日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
柴山和久(社長) 24.84% 180日間
AT-I投資事業有限責任組合 9.18% 90日間
1.5倍
SBIホールディングス(株) 6.46% 180日間
Infinity e.ventures Asia III,L.P. 6.39% 90日間
1.5倍
グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合 5.96% 90日間
1.5倍
FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合 5.38% 90日間
1.5倍
(株)SMBC信託銀行(特定運用金外信託口 契約番号12100440) 3.53% 90日間
1.5倍
DBJキャピタル投資事業有限責任組合 2.80% 90日間
1.5倍
協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合 2.40%  
(株)SBI証券 2.40%  

 

企業業績のデータ(5年分)

  2015年
12月
2016年
12月
2017年
12月
2018年
12月
2019年
12月
純営業収益(百万円)? 0 0 204 860 1,533
経常利益(百万円)? △65 △353 △763 △1,718 △2,057
当期純利益(百万円)? △66 △354 △776 △1,722 △2,061
純資産額 (百万円)? 194 1,734 1,708 3,188 5,260
1株あたりの純資産額(円)? △8,814 △260 △439 △299 △486
1株あたりの純利益(円)? △5,266 △42 △75 △50 △53
自己資本比率(%)? 93.3 93.8 38.5 42.0 41.4
自己資本利益率(%)? - - - - -

※2016年12月期以降、株式1株につき400株の分割を反映。
※2018年12月期以降、株式1株につき3株の分割を反映。
・2020年12月期は、第3四半期時点で純営業収益1,750百万円、経常利益-765百万円となっています。IPOで得た資金は、広告宣伝費、採用費および人件費、無担保転換社債型新株予約券付社債の償還資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ウェルスナビ(7342)、預かり資産に応じて手数料を集める収益モデルとなっており、2020年10月9日時点で預かり資産は3,000億円を超えています。赤字が大きいですが、大部分は広告宣伝費(2019年12月期の広告宣伝費1,581百万円)で、黒字化はいつでもできますので気にしなくて大丈夫です。

 買いは集まると思いますが、公開株数が非常に多く、大株主にもベンチャーキャピタルが複数いて売り圧力も大きく、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。

 ネット証券では、SBI証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、野村證券岡三オンライン証券auカブコム証券CONNECTDMM株ライブスター証券SBIネオモバイル証券から申し込み可能となっています。同日に、ヤプリ(4168)Kaizen Platform(4170)が上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。


↑