ヤプリ(4168)
ヤプリの事業内容は「スマホアプリの開発・運用・分析をノーコード(プログラミング不要)で提供するアプリプラットフォーム『Yappli』の運営」で、東証マザーズ上場の大型案件(想定時価総額345.2億円、吸収金額164.9億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | ヤプリ(4168) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | https://yappli.co.jp/ |
狙い目証券会社 | 大和証券(共同主幹事)、野村證券、SBI証券、マネックス証券、CONNECT、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 2,960円 |
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仮条件 | 2,960円 ~ 3,160円 |
公募価格 | 3,160円 |
初値予想(独自) | 3,160円 ~ 4,000円(12月18日時点) |
初値 | 5,240円 (公募価格比+2,080円 +65.8%) |
・想定価格2,960円に対して、PER-倍、PBR18.48倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-67.7円、1株あたり純資産160.2円、1株あたり配当金-円。)
・公募価格に伴い、初値予想を「3,100円 ~ 4,000円(11月13日時点)」から「3,160円 ~ 4,000円(12月18日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 12月4日(金)~12月10日(木) |
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当選発表日 | 12月11日(金) |
購入申込期間 | 12月14日(月)~12月17日(木) |
上場日 | 12月22日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 350,000株 |
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売出株数(OA含む) | 5,222,000株 |
当選株数合計 | 5,572,000株 |
・当選株数は5,572,000株。売買単位が100株なので、当たりは計55,720枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
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共同主幹事 | みずほ証券 | 82.61% | 4,603,100株 | 46,031枚 | 4,603枚 |
大和証券 | 14.78% | 823,700株 | 8,237枚 | 1,235枚 | |
幹事 | 野村證券 | 1.30% | 72,600株 | 726枚 | 72枚 |
SBI証券 | 0.87% | 48,400株 | 484枚 | 217枚 | |
マネックス証券 | 0.43% | 24,200株 | 242枚 | 242枚 |
・大和証券(共同主幹事)、野村證券、SBI証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(11月27日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能になりました。(11月30日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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庵原 保文(社長) | 18.72% | 180日間 |
佐野 将史 | 18.72% | 180日間 |
YJ1号投資事業組合 | 16.76% | 180日間 1.5倍 |
Eight Roads Ventures Japan Ⅱ L.P. | 9.04% | |
グロービス4号ファンド投資事業有限責任組合 | 8.87% | 180日間 1.5倍 |
黒田 真澄 | 6.61% | 180日間 |
原田 智法 | 5.98% | |
Globis Fund Ⅳ, L.P. | 5.32% | 180日間 1.5倍 |
Salesforce.com, inc. | 3.35% | |
テクノロジーベンチャーズ4号投資事業有限責任組合 | 1.43% | 180日間 1.5倍 |
企業業績のデータ(5年分)
※2018年12月期以降、株式1株につき300株の分割を反映。
・2020年12月期は、第3四半期時点で売上1,701百万円、経常利益-395百万円となっています。IPOで得た資金は、広告宣伝費、人件費に充てる予定です。
管理人からのコメント
ヤプリ(4168)、主な収入源は、1アプリ1契約の初期制作収入と月額利用料からなります。直近5年の新規の契約アプリ件数は、年間100程度で累計527(2020年9月末時点)となっています。ハウスクリーニング・家事代行の「ダスキン」、飲食チェーンを展開する「PRONTO」などが契約しています。上場を機に、認知度が高まれば、契約件数の増加ペースが加速していくことも十分に考えられるでしょう。ただ、規模が大きいので、初値の大幅な上昇は期待しづらいです。
ネット証券では、大和証券(共同主幹事)、野村證券、SBI証券、マネックス証券、CONNECT、DMM株から申し込み可能となっています。
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