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Terra Drone[テラ ドローン](278A)
(2024年11月13日に追記)
弱気の仮条件を受けて、初値予想を引き下げました。
Terra Drone[テラ ドローン]の事業内容は「測量・点検・農業などにおけるドローンを含むハード・ソフトの開発およびサービスの提供、安全かつ効率的なドローンや空飛ぶクルマの運航を管理するためのシステム(UTM)の開発・提供」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額219.0億円、吸収金額37.7億円)です。統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、想定価格から見た初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | Terra Drone[テラ ドローン](278A) 【東証グロース】 |
---|---|
会社URL | https://terra-drone.net/ |
会社設立 | 2016年2月(9年目) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券(副幹事)、楽天証券、松井証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、大和コネクト証券、岡三オンライン 、DMM株、SBIネオトレード証券 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 2,350円 |
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仮条件 | 2,250円 ~ 2,450円 |
公募価格 | 未発表 |
初値予想(独自) | 2,200円 ~ 2,600円(11月13日時点) |
初値 | - |
・想定価格2,350円に対して、PSR7.39倍、PBR2.91倍、配当利回り-%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益-38.0円、1株あたり純資産808.0円、1株あたり配当金-円。)
・初値予想を「2,300円 ~ 2,700円(10月25日時点)」から「2,200円 ~ 2,600円(11月13日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 11月14日(木)~11月20日(水) |
---|---|
当選発表日 | 11月21日(木) |
購入申込期間 | 11月22日(金)~11月27日(水) |
上場日 | 11月29日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 1,155,000株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 450,200株 |
当選株数合計 | 1,605,200株 |
・当選株数は1,605,200株。売買単位が100株なので、当たりは計16,052枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SMBC日興証券 | 82.67% | 1,327,000株 | 13,270枚 | 1,061枚 |
幹事 | SBI証券 | 4.34% | 69,700株 | 697枚 | 376枚 |
野村證券 | 2.60% | 41,800株 | 418枚 | 37枚 | |
大和証券 | 1.74% | 27,900株 | 279枚 | 19枚 | |
東海東京証券 | 1.74% | 27,900株 | 279枚 | 16枚 | |
みずほ証券 | 0.87% | 13,900株 | 139枚 | 12枚 | |
楽天証券 | 0.87% | 13,900株 | 139枚 | 125枚 | |
松井証券 | 0.87% | 13,900株 | 139枚 | 87枚 | |
岡三証券 | 0.87% | 13,900株 | 139枚 | 12枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 13,900株 | 139枚 | 12枚 | |
水戸証券 | 0.78% | 12,500株 | 125枚 | 0枚 | |
マネックス証券 | 0.43% | 6,900株 | 69枚 | 62枚 | |
丸三証券 | 0.43% | 6,900株 | 69枚 | 0枚 | |
東洋証券 | 0.43% | 6,900株 | 69枚 | 0枚 | |
極東証券 | 0.26% | 4,100株 | 41枚 | 0枚 | |
香川証券 | 0.26% | 4,100株 | 41枚 | 0枚 |
・SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、松井証券、岩井コスモ証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(10月28日追記)
・その他、大和コネクト証券から申し込み可能となりました。(10月28日追記)
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(11月15日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
テラ(株) | 39.40% | 180日間 |
德重 徹(社長) | 19.13% | 180日間 |
Saudi Aramco Entrepreneurship Ventures Company Limited | 4.96% | |
三井物産(株) | 3.60% | 180日間 |
SBI4&5投資事業有限責任組合 | 2.30% | 180日間 |
(株)INPEX | 2.24% | |
(株)海外交通・都市開発事業支援機構 | 1.99% | 180日間 |
(株)ヒルストン | 1.82% | 1.5倍 |
関 鉄平 | 1.61% | 180日間 |
VLI-SAベンチャーファンド2号投資事業有限責任組合 | 1.57% | 180日間 |
※(株)INPEXの保有株式はすべて売り出されます。
企業業績のデータ(5年分)
⇒Terra Drone[テラ ドローン]の有価証券届出書
※2022年1月期まで単独決算。2023年1月期から連結決算。
※2023年1月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2025年7月期は、第2四半期時点で売上1,913百万円、経常損失△361百万円となっています。IPOで得た資金は、M&A資金、投融資、国内UTMシステムやグループ管理システムなどの構築に充てる予定です。
管理人からのコメント
Terra Drone[テラ ドローン](278A)、測量・点検・農業などにおいてドローンを含むハード・ソフトの開発およびサービスを提供しています。直近の業績推移を見ると、売り上げは伸びていますが、成長投資のために利益を圧迫している点には注意が必要です。
公開株数は一般的ですが、主要大株主の一部ベンチャーキャピタルにロックアップがかかっていないため注意が必要です。過去のドローン関連IPOを見ると、Liberaware(218A)が公募価格比+46.5%、ブルーイノベーション(5597)が公募価格比+27.7%と上昇を見せており、同様の展開が期待できます。ただし、総合的に見て、想定価格から見た初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、松井証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、岡三オンライン、大和コネクト証券、DMM株、SBIネオトレード証券から申し込み可能となっています。
(2024年11月14日追記)
同日に、グロービング(277A)が上場することになり、買いが集まりにくくなりました。
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