フォルシア(304A)

 フォルシアの事業内容は「膨大・複雑なデータから必要な情報を的確に探し出す検索テクノロジーを基にしたシステム開発・サービス提供並びにコンサルティング」で、東証グロース上場の小型案件(想定時価総額20.4億円、吸収金額4.2億円)です。統計的に初値の上がりやすい「公開株数の“少ない”」の案件です。総合的に見て、想定価格から見た初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

フォルシアのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
○ C

基本情報

会社名 フォルシア(304A) 【東証グロース】
会社URL https://www.forcia.com/
会社設立 2001年3月(24年目)
主幹事証券 野村證券
その他
狙い目証券会社
マネックス証券(副幹事)、SBI証券楽天証券松井証券岡三オンライン(?)

IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,700円
仮条件? 未発表
公募価格? 未発表
初値予想(独自) 1,700円 ~ 2,000円(11月22日時点)
初値? -

・想定価格1,700円に対して、PER20.59倍、PBR1.17倍、配当利回り-%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益82.6円、1株あたり純資産1449.1円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 12月10日(火)~12月16日(月)
当選発表日? 12月17日(火)
購入申込期間? 12月18日(水)~12月23日(月)
上場日? 12月26日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
楽天証券は、購入申込期間の最終日にIPO抽選をおこなう「後期抽選型」の証券会社で、手順をふめば同一資金で“2回”抽選を受けることができます!詳しくは「後期型IPO抽選を利用して同一資金で複数回の抽選を受ける」をご覧ください。

IPO当選株数

公募株数? 200,000株
売出株数(OA含む)? 45,000株
当選株数合計 245,000株

・当選株数は245,000株。売買単位が100株なので、当たりは計2,450枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。
・4,000株を上限として親引けによる従業員持ち株会への売りつけがおこなわれる可能性があります。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 -% -株 -枚 -枚
幹事 マネックス証券 -% -株 -枚 -枚
SBI証券 -% -株 -枚 -枚
楽天証券 -% -株 -枚 -枚
岡三証券 -% -株 -枚 -枚
東海東京証券 -% -株 -枚 -枚
松井証券 -% -株 -枚 -枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、仮条件決定時付近に発表。
マネックス証券(副幹事)、SBI証券楽天証券松井証券から当選のチャンス。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンラインの取り扱いも発表される可能性があります。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
屋代 哲郎 40.98% 180日間
屋代 浩子(社長) 39.49% 180日間
フォルシア社員持株会 11.02% 180日間
山田 尚紀 3.2% 180日間
フォルシア役員持株会 2.64% 180日間
谷本 真一 1% 180日間
吉村 龍吾 1% 180日間
西 弘子 0.47% 180日間
近藤 崇宏 0.2%
100%

 

企業業績のデータ(5年分)

⇒フォルシアの有価証券届出書 [PDF]

  2020年
2月
2021年
2月
2022年
2月
2023年
2月
2024年
2月
売上高(百万円)? 1,596 1,441 1,652 2,146 1,947
経常利益(百万円)? 83 45 55 106 140
当期純利益(百万円)? 69 34 26 130 99
純資産額(百万円)? 1,155 1,189 1,215 1,335 1,434
1株あたりの純資産額(円)? 115,455 118,889 121,516 1,335 1,434
1株あたりの純利益(円)? 6,880 3,434 2,628 130 99
自己資本比率(%)? 87.3 89.4 84.5 88.3 88.2
自己資本利益率(%)? 6.1 2.9 2.2 10.2 7.2

※2023年2月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2025年2月期は、第2四半期時点で売上1,064百万円、経常利益80百万円を達成しています。IPOで得た資金は、採用費および人件費、インフラ費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 フォルシア(304A)、膨大・複雑なデータから必要な情報を的確に探し出す技術基盤「spook」を活用したシステム開発やコンサルティング、サービス提供をおこなっています。直近の業績推移を見ると、売上が頭打ち気味になっており、成長性がそれほど感じられません。

 公開株数は非常に少なく、主要大株主には期間でロックアップがかかっており、供給はしぼれています。同日にvisumo(303A)GVA TECH(298A)が上場することになり、買いが集まりにくくなっています。総合的に見て、想定価格から見た初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、マネックス証券(副幹事)、SBI証券楽天証券松井証券から申し込み可能となっています。

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