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T.S.I[ティーエスアイ]（7362）

　T.S.I[ティーエスアイ]の事業内容は「サービス付き高齢者向け住宅の建築および介護サービスの提供」で、東証マザーズ上場の小型案件（想定時価総額23.7億円、吸収金額7.1億円）です。総合的に見て、初値は小幅に上昇すると予想します。

基本情報

会社名	T.S.I[ティーエスアイ]（7362）　【東証マザーズ】
会社URL	https://www.t-s-i.jp/
狙い目証券会社	野村證券（主幹事）、大和証券（副幹事）、SMBC日興証券、SBI証券、 東海東京証券、CONNECT、DMM株

IPO日程と価格決定（初値予想）

想定価格	1,550円
仮条件	1,700円 ～ 2,000円
公募価格	2,000円
初値予想（独自）	2,300円 ～ 2,800円（3月2日時点）
初値	4,000円　（公募価格比+2,000円　+100.0％）

・想定価格1,550円に対して、PER30.96倍、PBR4.27倍、配当利回り-
（直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益50.1円、1株あたり純資産363.1円、1株あたり配当金-円。）
・仮条件が想定価格を大幅に上回ったため、初値予想を「1,900円 ～ 2,300円（2月12日時点）」から「2,300円 ～ 2,800円（3月2日時点）」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間	3月3日(水)～3月9日(火)
当選発表日	3月10日(水)
購入申込期間	3月11日(木)～3月16日(火)
上場日	3月19日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数	300,000株
売出株数（OA含む）	160,000株
当選株数合計	460,000株

・当選株数は460,000株。売買単位が100株なので、当たりは計4,600枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト（管理人独自予想あり）

	証券会社名	割当率	割当株数	当選本数 （枚）	完全抽選本数 （予想）
主幹事	野村證券	93.04％	428,000株	4,280枚	428枚
幹事	大和証券	1.74％	8,000株	80枚	12枚
	SMBC日興証券	1.74％	8,000株	80枚	8枚
	SBI証券	1.74％	8,000株	80枚	36枚
	西村証券	0.87％	4,000株	40枚	0枚
	東海東京証券	0.87％	4,000株	40枚	4枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、仮条件決定時付近に発表。
・野村證券（主幹事）、大和証券（副幹事）、SMBC日興証券、SBI証券、東海東京証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。（2月16日追記）
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。（2月24日追記）

株主構成、ロックアップなど

株主名	比率	ロック アップ
北山忠雄（社長）	53.58％	90日間
北山優吾	10.42％	90日間
北山千賀子	8.14％	90日間
北山裕美	8.14％	90日間
北山雄三	8.14％	90日間
北田翔士	2.44％	90日間 1.5倍
北山由紀子	2.04％	90日間
吉国潤子	1.22％	90日間
中村眞里	0.41％	90日間
髙岡まり子	0.41％	90日間

 

企業業績のデータ（5年分）

	2015年 12月	2016年 12月	2017年 12月	2018年 12月	2019年 12月
売上高（百万円）	416	748	1,189	2,172	2,385
経常利益（百万円）	△44	△45	△12	61	107
当期純利益（百万円）	△45	19	△14	78	77
純資産額 （百万円）	4	24	0	59	135
1株あたりの純資産額（円）	499	2,640	22	48	110
1株あたりの純利益（円）	△7,996	2,140	△1,234	64	62
自己資本比率（％）	1.0	8.1	0.1	3.8	6.5
自己資本利益率（％）	-	136.4	-	403.6	79.0

※2017年12月期まで単独決算。2018年12月期から連結決算。
※2018年12月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2020年12月期は、第3四半期時点で売上2,244百万円、経常利益116百万円を達成しています。IPOで得た資金は、新規拠点の土地取得および自社物件の建物建築などのための設備資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

　T.S.I[ティーエスアイ]（7362）、介護関連はIPOのテーマとして弱く、人気化は期待しづらいです。ただ、公開株数は少なめで、主要な大株主には期間でロックアップがかかっており、供給面はかなり絞れています。今の相場が続くのであれば、需給で初値が大幅上昇する展開も考えられますが、とりあえず仮条件の水準を見てから、申し込むかどうか判断したいです。

　ネット証券では、野村證券（主幹事）、大和証券（副幹事）、SMBC日興証券、SBI証券、東海東京証券、CONNECT、DMM株から申し込み可能となっています。同日に、ココナラ（4176）も上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。

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