ココナラ(4176)
ココナラの事業内容は「知識・スキル・経験を商品化して『ECのように売買できる』マッチングプラットフォーム」で、東証マザーズ上場の大型案件(想定時価総額214.7億円、吸収金額139.1億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」、「大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て初値の大幅上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | ココナラ(4176) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | https://coconala.co.jp/ |
狙い目証券会社 | 大和証券(共同主幹事)、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、 松井証券、CONNECT、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,000円 |
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仮条件 | 1,000円 ~ 1,200円 |
公募価格 | 1,200円 |
初値予想(独自) | 1,400円 ~ 1,800円(3月3日時点) |
初値 | 2,300円 (公募価格比+1,100円 +91.7%) |
・想定価格1,000円に対して、PER-倍、PBR18.65倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-4.4円、1株あたり純資産53.6円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「1,300円 ~ 1,700円(2月10日時点)」から「1,400円 ~ 1,800円(3月3日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 3月4日(木)~3月10日(水) |
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当選発表日 | 3月11日(木) |
購入申込期間 | 3月12日(金)~3月17日(水) |
上場日 | 3月19日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 1,000,000株 |
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売出株数(OA含む) | 12,905,900株(国内売出:3,291,500株 OA売出:1,813,000株) |
当選株数合計 | 6,104,500株 |
・当選株数は6,104,500株。売買単位が100株なので、当たりは計61,045枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
・国内売出株数が12,905,900株から5,104,500株に変更されました。(3月12日追記)
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
共同主幹事 | 大和証券 | 73.91% | 10,278,500株 | 102,785枚 | 15,417枚 |
みずほ証券 | 18.70% | 2,599,900株 | 25,999枚 | 2,599枚 | |
クレディ・ スイス証券 |
5.57% | 773,900株 | 7,739枚 | 0枚 | |
幹事 | いちよし証券 | 1.13% | 157,200株 | 1,572枚 | 15枚 |
SBI証券 | 0.26% | 36,200株 | 362枚 | 162枚 | |
楽天証券 | 0.26% | 36,200株 | 362枚 | 362枚 | |
マネックス証券 | 0.09% | 12,000株 | 120枚 | 120枚 | |
松井証券 | 0.09% | 12,000株 | 120枚 | 84枚 |
・大和証券(共同主幹事)、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(2月12日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(2月25日追記)
・上記割当株数には海外販売分が含まれます。内訳は非公開です。(3月12日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 | 15.34% | 180日間 |
南 章行(社長) | 13.13% | 180日間 |
新明 智 | 11.70% | 180日間 |
ニッセイ・キャピタル5号投資事業有限責任組合 | 7.65% | 180日間 |
Mistletoe Japan合同会社 | 7.02% | 180日間 |
Fidelity Funds | 6.48% | 180日間 |
ImproVistaⅠ投資事業有限責任組合 | 4.18% | |
鈴木 歩 | 3.82% | 180日間 |
ニッセイ・キャピタル6号投資事業有限責任組合 | 3.74% | 180日間 |
Fidelity Japan Trust PLC | 3.24% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2018年8月期以降、株式1株につき600株の分割を反映。
・2021年8月期は、第1四半期時点で売上613百万円、経常利益66百万円を達成しています。IPOで得た資金は、広告宣伝費、採用費および人件費、システム関連費、短期借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
ココナラ(4176)、データ入力や動画編集、プログラミングなど、各種仕事を商品として販売するプラットフォーム「ココナラ」を運営しています。2020年末における会員登録数は184.3万人で、右肩上がりで増加してきています。2021年9月期は、テレビCMにかかる広告宣伝費を縮小したにもかかわらず、会員登録数が伸びています。市場にもだいぶ認知されてきたと思われ、今後は黒字転換から拡大が予想されます。ただ、IPOとしては規模的に重たく、需給的に初値の大幅上昇は期待しづらいです。
ネット証券では、大和証券(共同主幹事)、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、CONNECT、DMM株から申し込み可能となっています。
(2月12日追記)
同日に、T.S.I(7362)が上場することになりましたが、影響はほとんどないでしょう。
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