リヴァンプ(4070)

(2021年6月14日追記)
新規上場の承認取消しが発表されました。(上場中止
理由は「同社からの申出に基づき、当該承認を取り消すことといたしました。」とのことです。

 リヴァンプの事業内容は「経営コンサルティングおよび実行支援、デジタル&ITソリューション、企業投資」で、JASDAQスタンダード上場の中型案件(想定時価総額231.0億円、吸収金額39.9億円)です。 総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

リヴァンプのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
○ c


基本情報

会社名 リヴァンプ(4070) 【JASDAQスタンダード】
会社URL https://www.revamp.co.jp/
狙い目証券会社 野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券
松井証券マネックス証券岩井コスモ証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,710円
仮条件? 2,710円 ~ 3,100円
公募価格? 未発表
初値予想(独自) 3,800円 ~ 4,800円(6月9日時点)
初値? -

・想定価格2,710円に対して、PER18.63倍、PBR3.2倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益145.5円、1株あたり純資産845.9円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「3,000円 ~ 3,700円(5月25日時点)」から「3,800円 ~ 4,800円(6月9日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月11日(金)~6月17日(木)
当選発表日? 6月18日(金)
購入申込期間? 6月21日(月)~6月24日(木)
上場日? 6月29日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 280,000株
売出株数(OA含む)? 1,192,000株
当選株数合計 1,472,000株

・当選株数は1,472,000株。売買単位が100株なので、当たりは計14,720枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 89.02% 1,310,400株 13,104枚 1,310枚
幹事 SBI証券 3.37% 49,600株 496枚 223枚
みずほ証券 2.50% 36,800株 368枚 36枚
SMBC日興証券 2.50% 36,800株 368枚 36枚
松井証券 0.87% 12,800株 128枚 89枚
マネックス証券 0.87% 12,800株 128枚 128枚
いちよし証券 0.43% 6,400株 64枚 0枚
岩井コスモ証券 0.43% 6,400株 64枚 6枚

野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券松井証券マネックス証券岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月4日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
湯浅 智之(社長) 30.13% 90日間
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株) 19.63% 90日間
澤田 貴司 15.46% 90日間
齋藤 武一郎 9.77% 90日間
瓜生 健太郎 6.13% 90日間
伊藤 雅俊 4.91% 90日間
玉塚 元一 2.51% 90日間
千田 勇一 2.23% 90日間
大山 拓也 1.23% 90日間
安藤 大祐 1.10%  

 

企業業績のデータ(5年分)

  2017年
3月
2018年
3月
2019年
3月
2020年
3月
2021年
3月
売上高(百万円)? 1,817 3,047 6,543 6,928 7,674
経常利益(百万円)? 115 546 1,376 1,534 1,377
当期純利益(百万円)? 29 1,431 1,047 1,240 814
純資産額 (百万円)? 2,892 4,497 5,493 6,521 5,866
1株あたりの純資産額(円)? 6,518 10,143 638 758 816
1株あたりの純利益(円)? 72 3,232 119 145 107
自己資本比率(%)? 84.0 85.2 77.1 86.1 80.1
自己資本利益率(%)? 1.2 38.7 20.9 20.8 13.2

※2018年3月期まで単独決算。2019年3月期から連結決算。
※2019年3月期以降、株式1株につき20株の分割を反映。
・IPOで得た資金は、人件費および採用費、本社オフィス増床費、研究開発費およびソフトウエア開発費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 リヴァンプ(4070)、主力は、経営実務・マーケティング事業とコンサルティング・システム構築支援事業の2つです。事業内容的に目新しさはなく、また、直近の利益が落ち込んでいるのも印象としてはよくありません。IPOとして人気化するのはきびしいでしょう。一方、公開株数は多めですが、主要大株主に期間でロックアップがかかっており、そこまで供給はゆるんでいません。総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券松井証券マネックス証券岩井コスモ証券DMM株から申し込み可能となっています。同日に、BlueMeme(4069)が上場することになっており、やや買いが集まりにくくなっています。

(5月26日追記)
同日にWaqoo(4937)が上場することになり、さらに買いが集まりにくくなりました。

(5月27日追記)
同日にオムニ・プラス・システム・リミテッド(7699)が上場することになり、さらに買いが集まりにくくなりました。

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