ペイロール(4489)
(6月16日追記)
・引受価額が「1,283.40円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,283円」付近で寄り付く可能性があります。
(6月7日追記)
仮条件を受けて、初値予想と総合評価を引き下げました。
ペイロールの事業内容は「給与計算業務などのアウトソーシング事業」で、東証マザーズ上場の大型案件(想定時価総額247.1億円、吸収金額108.5億円)です。
総合的に見ると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | ペイロール(4489) 【東証マザーズ】 |
---|---|
会社URL | https://www.payroll.co.jp/ |
狙い目証券会社 | 野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,380円 |
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仮条件 | 1,280円 ~ 1,380円 |
公募価格 | 1,380円 |
初値予想(独自) | 1,280円 ~ 1,600円(6月7日時点) |
初値 | 1,290円 (公募価格比-90円 -6.5%) |
・想定価格1,380円に対して、PER33.95倍、PBR2.38倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益40.7円、1株あたり純資産578.8円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件の上限が想定価格を超えなかったため、初値予想を「1,380円 ~ 2,100円(5月18日時点)」から「1,380円 ~ 1,800円(6月1日時点)」に変更しました。
・仮条件、IPO日程、市場の状況を受けて、初値予想を「1,380円 ~ 1,800円(6月1日時点)」から「1,280円 ~ 1,600円(6月7日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 6月3日(木)~6月9日(水) |
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当選発表日 | 6月10日(木) |
購入申込期間 | 6月14日(月)~6月17日(木) |
上場日 | 6月22日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 428,000株 |
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売出株数(OA含む) | 7,435,700株 |
当選株数合計 | 7,863,700株 |
・当選株数は7,863,700株。売買単位が100株なので、当たりは計78,637枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | 91.31% | 7,180,200株 | 71,802枚 | 7,180枚 |
幹事 | SMBC日興証券 | 4.35% | 341,900株 | 3,419枚 | 341枚 |
東海東京証券 | 1.74% | 136,700株 | 1,367枚 | 136枚 | |
岡地証券 | 0.87% | 68,300株 | 683枚 | 0枚 | |
SBI証券 | 0.87% | 68,300株 | 683枚 | 307枚 | |
いちよし証券 | 0.87% | 68,300株 | 683枚 | 6枚 |
・野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(5月27日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
Pacific グロース投資事業有限責任組合 | 22.13% | 90日間 |
Pacific戦略投資1号投資事業有限責任組合 | 21.11% | 90日間 |
Pacific2号投資事業有限責任組合 | 14.05% | 90日間 |
リサ・コーポレート・ソリューション・ファンド4号投資事業有限責任組合 | 14.01% | |
Pacific グロース3号投資事業有限責任組合 | 7.08% | 90日間 |
Pacificプリンシパル投資事業有限責任組合 | 6.91% | 90日間 |
(株)アイネット | 5.53% | 90日間 |
湯浅 哲哉(社長) | 5.46% | 90日間 |
ペイロール従業員持株会 | 2.30% | 180日間 |
山﨑 雅敏 | 0.28% | 90日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※国際会計基準のため、各項目の表記が違いますが、意味的にはほとんど同じです。
・IPOで得た資金は、基幹システム機能強化のための設備資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
ペイロール(4489)、給与計算業務のアウトソーシング(他に任せる)を、対人・クラウドサービスで対応しています。業績は黒字で安定しており、今後も着実に成長していく印象を受けました。ただ、規模が大きく、新規性もそこまでないので、IPOで人気化するのはむずかしいでしょう。総合的な需給を考えると、小幅な上昇にとどまりそうです。
ネット証券では、野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券、DMM株から申し込み可能となっています。同日に、東海道リート投資法人(2989)、デコルテ・ホールディングス(7372)が上場することになっており、やや買いが集まりにくくなっています。
(5月19日追記)
同日にペルセウスプロテオミクス(4882)が上場することになり、さらに買いが集まりにくくなりました。
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