Geolocation Technology[ジオロケーションテクノロジー](4018)

(2021年8月27日追記)
直近IPOの不調を受けて、初値予想と総合評価を引き下げました。

 Geolocation Technology[ジオロケーションテクノロジー]の事業内容は「IPアドレスデータベース『SURFPOINT』を基にした技術・サービスの提供など」で、福証Qボード上場の小型案件(想定時価総額14.1億円、吸収金額2.3億円)です。統計的に初値の上がりやすい「公開株数の少ない」案件です。

Geolocation Technology[ジオロケーションテクノロジー]のホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
△ C


基本情報

会社名 Geolocation Technology[ジオロケーションテクノロジー](4018) 【福証Qボード】
会社URL https://www.geolocation.co.jp/
狙い目証券会社 SBI証券(副幹事)、マネックス証券岡三オンライン証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,030円
仮条件? 2,040円 ~ 2,240円
公募価格? 2,240円
初値予想(独自) 2,240円 ~ 3,500円(8月27日時点)
初値? 3,550円 (公募価格比+1,310円 +58.5%)

・想定価格2,030円に対して、PER62.16倍、PBR4.44倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益32.7円、1株あたり純資産457.2円、1株あたり配当金-円。)
・直近IPOの不調を受けて、初値予想を「2,500円 ~ 3,500円(8月11日時点)」から「2,240円 ~ 3,500円(8月27日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 8月27日(金)~9月2日(木)
当選発表日? 9月3日(金)
購入申込期間? 9月6日(月)~9月9日(木)
上場日? 9月13日(月)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 100,000株
売出株数(OA含む)? 15,000株
当選株数合計 115,000株

・当選株数は115,000株。売買単位が100株なので、当たりは計1,150枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 エイチ・エス証券 90.43% 104,000株 1,040枚 104枚
幹事 SBI証券 4.35% 5,000株 50枚 22枚
西日本
シティTT証券
2.61% 3,000株 30枚 0枚
岡三証券 1.74% 2,000株 20枚 2枚
マネックス証券 0.87% 1,000株 10枚 10枚

SBI証券(副幹事)、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(8月13日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(8月19日追記)

企業業績のデータ(5年分)

  2016年
6月
2017年
6月
2018年
6月
2019年
6月
2020年
6月
売上高(百万円)? 324 321 539 459 475
経常利益(百万円)? 30 △65 63 18 32
当期純利益(百万円)? 8 △38 42 21 23
純資産額 (百万円)? 95 52 95 116 138
1株あたりの純資産額(円)? 33,094 18,141 32,843 201 240
1株あたりの純利益(円)? 2,726 △13,250 14,702 37 39
自己資本比率(%)? 47.6 23.7 35.3 44.9 46.4
自己資本利益率(%)? 9.3 - 57.7 20.1 17.9

※2019年6月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2021年6月期は、売上584百万円、経常利益50百万円を達成しています。IPOで得た資金は、社債の償還、開発資金、運転資金(データ購入費、人件費、売掛金増加分)に充てる予定です。

管理人からのコメント

 Geolocation Technology[ジオロケーションテクノロジー](4018)、インターネットにつながっているネットワーク上の機器を識別するために割り当てられている番号(IPアドレス)を活用して、ウェブマーケティングや不正アクセス防止などのサービスを提供しています。業績推移を見る限り、売上、利益ともに不安定感があり、先行きにやや不透明感があります。

 プロ投資家のみが取引できる、TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)市場からの鞍替えです。

 マイナー市場である福岡証券取引所に上場することもあり、人気面は期待できませんが、公開株数は極端に少ないので、総合的な需給を考えると、初値はそれなりに上昇すると予想します。

 ネット証券では、SBI証券(副幹事)、マネックス証券岡三オンライン証券DMM株から申し込み可能となっています。

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