フロンティア(4250)
フロンティアの事業内容は「自動車部品などの企画・輸入販売事業」で、福証Qボード上場の小型案件(想定時価総額6.2億円、吸収金額1.0億円)です。統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」、「公開株数の“少ない”」案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | フロンティア(4250) 【福証Qボード】 |
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会社URL | https://all-frontier.com/ |
狙い目証券会社 | SBI証券(副幹事)、マネックス証券、岡三オンライン証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 910円 |
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仮条件 | 830円 ~ 930円 |
公募価格 | 930円 |
初値予想(独自) | 1,000円 ~ 1,500円(9月28日時点) |
初値 | 958円 (公募価格比+28円 +3.0%) |
・想定価格910円に対して、PER10.1倍、PBR2.82倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益90.1円、1株あたり純資産323.2円、1株あたり配当金-円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 10月13日(水)~10月19日(火) |
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当選発表日 | 10月20日(水) |
購入申込期間 | 10月22日(金)~10月27日(水) |
上場日 | 11月1日(月) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 50,000株 |
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売出株数(OA含む) | 65,000株 |
当選株数合計 | 115,000株 |
・当選株数は115,000株。売買単位が100株なので、当たりは計1,150枚。
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | エイチ・エス証券 | 82.61% | 95,000株 | 950枚 | 95枚 |
幹事 | SBI証券 | 5.22% | 6,000株 | 60枚 | 27枚 |
岡三証券 | 3.48% | 4,000株 | 40枚 | 4枚 | |
西日本シティ TT証券 |
2.61% | 3,000株 | 30枚 | 0枚 | |
藍澤證券 | 2.61% | 3,000株 | 30枚 | 0枚 | |
ひろぎん証券 | 1.74% | 2,000株 | 20枚 | 0枚 | |
FFG証券 | 0.87% | 1,000株 | 10枚 | 0枚 | |
マネックス証券 | 0.87% | 1,000株 | 10枚 | 10枚 |
・SBI証券(副幹事)、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(9月30日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(10月6日追記)
企業業績のデータ(5年分)
※2018年11月期まで単独決算。2019年11月期から連結決算。
※2018年11月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2021年11月期は、第2四半期時点で売上613百万円、経常利益43百万円を達成しています。IPOで得た資金は、自動車アフターパーツのフロアマット製造工場の建設費、機械購入代金に充てる予定です。
管理人からのコメント
フロンティア(4250)、企画・設計、販売を自社でおこない、生産は海外製造工場に頼んでいます(ファブレスメーカー)。主力商品は、車のドアガラス上部に装着するサイドバイザー(雨よけ)です。売上は右肩上がりで推移していますが、利益はやや不安定です。
プロ投資家のみが取引できる、TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)市場からの鞍替えです。
公開株数は極端に少なく、供給はしぼれています。ただ、マイナーな福証Qボード上場のうえ、事業内容に新規性がありませんので、期待できる需要はかなり小さいです。総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SBI証券(副幹事)、マネックス証券、岡三オンライン証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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