ツクルバ(2978)

 ツクルバの事業内容は「ITを活用したリノベーション・中古住宅流通プラットフォーム『cowcamo(カウカモ)事業』、および働く場をサブスクリプション型のサービスとして提供する『シェアードワークプレイス事業』」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額191.3億円、吸収金額45.1億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「大和証券が主幹事」の案件ですが、「公開株数が多い」ので初値の大幅上昇は期待しづらいです。

ツクルバのホームページ画像
成長性 割安性
にじゅうまる △
話題性 総合評価?
○ a


基本情報

会社名 ツクルバ(2978) 【東証マザーズ】
会社URL https://tsukuruba.com/
狙い目証券会社 大和証券(主幹事)、SBI証券マネックス証券楽天証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,050円
仮条件? 1,900円 ~ 2,050円
公募価格? 2,050円
初値予想(独自) 2,050円 ~ 2,400円(6月28日時点)
初値? 2,050円 (公募価格比+0円 +0.0%)

・想定価格2,050円に対して、PER-倍、PBR12.48倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益-43.0円、1株あたり純資産164.3円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 7月16日(火)~7月22日(月)
当選発表日? 7月23日(火)
購入申込期間? 7月24日(水)~7月29日(月)
上場日? 7月31日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 535,000株
売出株数(OA含む)? 1,667,200株
当選株数合計 2,202,200株

・当選株数は2,202,200株。売買単位が100株なので、当たりは計22,022枚
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 大和証券 95.66% 2,106,700株 21,067枚 3,160枚
幹事 みずほ証券 1.74% 38,300株 383枚 38枚
いちよし証券 0.87% 19,100株 191枚 28枚
SBI証券 0.87% 19,100株 191枚 85枚
マネックス証券 0.43% 9,500株 95枚 95枚
楽天証券 0.43% 9,500株 95枚 95枚

大和証券(主幹事)、SBI証券マネックス証券楽天証券DMM株から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(7月8日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
村上 浩輝(社長) 23.43% 90日間
1.5倍
中村 真広 22.27% 90日間
1.5倍
(株)エイチ 10.27% 90日間
1.5倍
合同会社エム 10.27% 90日間
1.5倍
(株)アカツキ 6.41% 90日間
1.5倍
イーストベンチャーズ投資事業有限責任組合 6.16% 90日間
1.5倍
佐藤 裕介 2.28% 90日間
1.5倍
筧智 家至 2.26% 継続保有
(株)シーラホールディングス 2.26% 90日間
1.5倍
北原 寛司 1.94% 90日間
1.5倍

 

企業業績のデータ(5年分)

  2014年
7月
2015年
7月
2016年
7月
2017年
7月
2018年
7月
売上高(百万円)? 99 218 223 347 531
経常利益(百万円)? 9 5 △30 △91 △487
当期純利益(百万円)? 7 4 △34 27 △402
純資産額 (百万円)? 16 121 191 221 447
1株あたりの純資産額(円)? 27,022 160,725 1,204 16 △32
1株あたりの純利益(円)? 11,879 5,639 △444 4 △52
自己資本比率(%)? 60.1 76.0 44.2 44.4 45.6
自己資本利益率(%)? 56.3 5.6 - 13.3 -

※2016年7月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
※2017年7月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2019年7月期は、第3四半期時点で売上1,086百万円、経常利益7百万円を達成しています。IPOで得た資金は、広告宣伝費、システム開発費、事業拠点開発費、人材採用および人件費、本社拡張費、借入金の返済に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ツクルバ(2978)、不動産事業はIPOで盛り上がりにくいテーマですが、最近話題のリノベーション物件のネット仲介サービスということで注目を集めそうです。同じようなサービスの「gooddaysホールディングス(4437)」や「GA technologies(3491)」は、公募価格の倍以上の初値を付けています。
 しかし、今回は公開株数が多いため、そこまでの上昇は難しいでしょう。総合的に見て、小幅な上昇を予想します。

 ネット証券では、大和証券(主幹事)、SBI証券マネックス証券楽天証券DMM株から申し込み可能となっています。


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