新日本製薬(4931)

 新日本製薬の事業内容は「化粧品、健康食品、医薬品の企画および通信販売、店舗販売、卸売販売」で、東証マザーズ上場の大型案件(想定時価総額307.0億円、吸収金額82.3億円)です。 統計的に初値の上がりにくい「公開株数が多い」案件です。また、公開株数に対する売り出しも多いことから、需給的にも初値の上昇は期待しづらいです。

新日本製薬のホームページ画像
成長性 割安性
○ ○
話題性 総合評価?
○ c


基本情報

会社名 新日本製薬(4931) 【東証マザーズ】
会社URL https://corporate.shinnihonseiyaku.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(副幹事)、大和証券SBI証券マネックス証券
東海東京証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,470円
仮条件? 1,350円 ~ 1,470円
公募価格? 1,470円
初値予想(独自) 1,500円 ~ 1,800円(5月23日時点)
初値? 1,664円 (公募価格比+194円 +13.2%)

・想定価格1,470円に対して、PER17.53倍、PBR6.69倍、配当利回り1.15%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益83.9円、1株あたり純資産219.7円、1株あたり配当金16.9円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月11日(火)~6月17日(月)
当選発表日? 6月18日(火)
購入申込期間? 6月19日(水)~6月24日(月)
上場日? 6月27日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 300,000株
売出株数(OA含む)? 5,300,000株
当選株数合計 5,600,000株

・当選株数は5,600,000株。売買単位が100株なので、当たりは計56,000枚
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 みずほ証券 82.61% 4,626,000株 46,260枚 4,626枚
幹事 SMBC日興証券 6.96% 389,600株 3,896枚 389枚
大和証券 3.48% 194,800株 1,948枚 292枚
SBI証券 2.61% 146,100株 1,461枚 657枚
マネックス証券 1.74% 97,400株 974枚 974枚
西日本シティ
TT証券
0.87% 48,700株 487枚 0枚
東海東京証券 0.87% 48,700株 487枚 48枚
いちよし証券 0.87% 48,700株 487枚 73枚

SMBC日興証券(副幹事)、大和証券SBI証券マネックス証券東海東京証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月4日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
(株)ラプリス 28.11% 90日間
山田 英二郎 27.92% 90日間
山田 恵美 19.42% 90日間
公益財団法人新日本先進医療研究財団 10.92% 90日間
後藤 孝洋(社長) 8.86% 90日間
八重樫 宏志 2.38% 90日間
新日本製薬社員持株会 0.47%  
福原 光佳 0.41% 90日間
松下 大樹 0.22%  
和田 一廣 0.21%  

 

企業業績のデータ(5年分)

  2015年
3月
2016年
3月
2016年
9月
2017年
9月
2018年
9月
売上高(百万円)? 19,240 23,697 12,465 28,372 31,210
経常利益(百万円)? 1,583 1,663 839 2,275 2,499
当期純利益(百万円)? 818 1,082 715 1,477 1,751
純資産額 (百万円)? 995 1,635 2,583 2,685 4,191
1株あたりの純資産額(円)? 248,922 394,642 631,677 262 410
1株あたりの純利益(円)? 204,616 270,663 178,791 148 174
自己資本比率(%)? 22.0 25.1 34.2 30.7 43.6
自己資本利益率(%)? 89.1 84.1 34.8 57.3 51.8

※2016年に期末月が3月から9月に変更。
※2011年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2019年9月期は、第2四半期時点で売上16,546百万円、経常利益1,419百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備投資、商品開発、チャネル開発、顧客開発に充てる予定です。

管理人からのコメント

 新日本製薬(4931)、想定価格はやや割安で、業績が着実に伸びています。しかし公開株数がかなり多く、ほとんどが既存株主の売出のため、初値は重そうです。ロックアップがしっかりかかっているので、公募割れはなさそうですが、初値の大幅な上昇は難しいでしょう。

 ネット証券では、SMBC日興証券(副幹事)、大和証券SBI証券マネックス証券東海東京証券DMM株から申し込み可能となっています。

(5月24日追記)
同日にあさくま(7678)が上場することになり、個人投資家の買いが期待しづらくなりました。


↑