日本グランデ(2976)

 日本グランデの事業内容は「不動産分譲事業、不動産賃貸事業、不動産関連事業」で、札証アンビシャス上場の小型案件(想定時価総額8.3億円、吸収金額1.3億円)です。統計的に初値の上がりにくい「札証上場」の案件です。

日本グランデのホームページ画像
成長性 割安性
△ ◎
話題性 総合評価?
△ d


基本情報

会社名 日本グランデ(2976) 【札証アンビシャス】
会社URL http://www.nippon-grande.co.jp/
狙い目証券会社 SBI証券岡三オンライン証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 720円
仮条件? 720円 ~ 750円
公募価格? 750円
初値予想(独自) 680円 ~ 780円(5月30日時点)
初値? 752円 (公募価格比+2円 +0.3%)

・想定価格720円に対して、PER9.67倍、PBR0.75倍、配当利回り0.12%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益74.5円、1株あたり純資産955.2円、1株あたり配当金0.9円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「650円 ~ 750円(5月16日時点)」から「680円 ~ 780円(5月30日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 5月31日(金)~6月6日(木)
当選発表日? 6月7日(金)
購入申込期間? 6月11日(火)~6月14日(金)
上場日? 6月19日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 150,000株
売出株数? 35,800株
当選株数合計 185,800株

・当選株数は185,800株。売買単位が100株なので、当たりは計1,858枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 藍澤證券 84.98% 157,900株 1,579枚 0枚
幹事 北洋証券 5.01% 9,300株 93枚 0枚
岡三証券 3.98% 7,400株 74枚 7枚
SBI証券 3.98% 7,400株 74枚 33枚
あかつき証券 1.02% 1,900株 19枚 0枚
エース証券 1.02% 1,900株 19枚 1枚

・主幹事以外だと、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(5月16日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(5月22日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
雅リアルエステート(株) 28.04% 180日間
平山恒産(株) 27.56% 180日間
平野 雅博(社長) 27.44% 180日間
矢代 俊二 4.89% 180日間
米盛 公和 3.10% 180日間
木村 司 2.88%  
佐々木 裕一 1.07% 180日間
小林 正義 0.80%  
日本グランデ従業員持株会 0.57%  
石井 雅之 0.46% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2014年
3月
2015年
3月
2016年
3月
2017年
3月
2018年
3月
売上高(百万円)? 2,931 3,410 3,466 5,315 3,773
経常利益(百万円)? 23 △113 147 172 106
当期純利益(百万円)? 29 △78 93 129 86
純資産額 (百万円)? 767 689 782 919 1,003
1株あたりの純資産額(円)? 76,705 68,901 78,214 919 1,003
1株あたりの純利益(円)? 2,888 △7,808 9,312 129 86
自己資本比率(%)? 15.5 12.7 14.5 10.8 15.3
自己資本利益率(%)? 3.8 - 12.7 14.9 8.9

※2016年3月期まで単独決算。2017年3月期から連結決算。
※2017年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2019年3月期は、第3四半期時点で売上4,669百万円、経常利益361百万円を達成しています。IPOで得た資金は、全額不動産賃貸事業における開発資金に充当するに充てる予定です。

管理人からのコメント

 日本グランデ(2976)は、公開株数が少なく、主要株主にもロックアップがしっかりかかっているので、需給は良さそうです。しかし、メイン事業がIPOでは人気化しにくい不動産事業であり、業績の頭打ち感もあります。想定価格は買いやすい価格ですが、総合的に見て初値の上昇はむずかしく、公募割れの可能性もあるでしょう。

 ネット証券では、SBI証券岡三オンライン証券DMM株から申し込み可能になっています。

(5月16日追記)
同日にSansan(4443)が上場することになり、さらに買いが入りにくくなりました。

 

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