ポエック(9264)

 ポエックの事業内容は「環境・エネルギー関連機器、動力・重機関連機器および防災・安全関連機器の製造・販売」で、JASDAQスタンダード上場の小型案件(想定時価総額11.3億円、吸収金額3.6億円)です。 統計的に初値が高騰しやすい「想定価格が1,000円以下」案件で、初値の上昇が期待できます。

ポエックのホームページ画像
成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価
△ c


基本情報

会社名 ポエック(9264) 【JQスタンダード】
会社URL http://www.puequ.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券岡三オンライン証券

IPO価格情報(初値予想)

想定価格? 670円
仮条件? 670円 ~ 750円
公募価格? 750円
初値予想(独自) 750円 ~ 800円(10月23日時点)
初値? 3,280円 (公募価格比+2,530円 +337.3%)

・想定価格670円に対して、PER10.6倍、PBR1.23倍、配当利回り4.54%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益63.2円、1株あたり純資産546.1円、1株あたり配当金30.4円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月9日(木)~11月15日(水)
当選発表日? 11月16日(木)
購入申込期間? 11月17日(金)~11月22日(水)
上場日? 11月28日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 320,000株
売出株数(OA含む)? 211,300株
当選株数合計 531,300株

・当選株数は531,300株。売買単位が100株なので、当たりは計5,313枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 野村證券 90.04% 416,000株 4,160枚 416枚
幹事 みずほ証券 3.98% 18,400株 184枚 18枚
SMBC日興証券 2.49% 11,500株 115枚 11枚
SBI証券 1.49% 6,900株 69枚 31枚
SMBCフレンド証券 0.50% 2,300株 23枚 2枚
岩井コスモ証券 0.50% 2,300株 23枚 2枚
香川証券 0.50% 2,300株 23枚 -枚
ひろぎん証券 0.50% 2,300株 23枚 -枚

・主幹事以外だと、SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込みが可能となりました(11月10日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
来山 哲二(社長) 28.68% 90日間
釆女 信二郎 17.81% 90日間
ポエック従業員持株会 7.53%  
東洋額装(株) 5.05% 90日間
1.5倍
来山 美佐子 3.92% 90日間
下田 武久 2.53% 90日間
1.5倍
ごうぎんキャピタル(株) 1.89% 90日間
1.5倍
藤田 砂智 1.41% 90日間
定藤 洋子 1.26% 90日間
1.5倍
HC6号投資事業有限責任組合 1.26% 90日間
1.5倍

 

企業業績のデータ(5年分)

  2012年
8月
2013年
8月
2014年
8月
2015年
8月
2016年
8月
売上高(百万円)? 2,839 2,561 2,900 4,961 5,407
経常利益(百万円)? 48 56 46 201 185
当期純利益(百万円)? 37 21 18 114 107
純資産額 (百万円)? 531 501 501 716 730
1株あたりの純資産額(円)? 155,452 146,516 146,474 523 534
1株あたりの純利益(円)? 10,959 5,999 5,233 83 78
自己資本比率(%)? 20.2 18.9 19.5 11.8 10.2
自己資本利益率(%)? 7.1 4.0 3.6 16.2 14.8

※2015年8月期以降、株式1株につき400株の分割を反映。
・2017年8月期は、第3四半期時点で売上3,602百万円、経常利益54百万円を達成しています。IPOで得た資金は、連結子会社への投融資、運転資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ポエック(9264)、環境関連機器メーカーとして主に活動しているようです。業績は頭打ち気味で将来性はそれほどあるとは言えません。将来的に政策などの後押しがあれば、伸びしろはあると思いますが、現時点ではややきびしい印象です。ただ、想定価格は割安感があり、現在の配当水準が維持されれば、配当利回りも高くなるので、底値は堅そうです。

 IPO的に盛り上がりに欠けますが、安心感から買いが入りやすい状況ですので、需給で上がってくれそうです。同日に幸和製作所(7807)クックビズ(6558)が上場しますが、影響はほとんどないでしょう。ネット証券では、SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券岡三オンライン証券から申し込むことができます。


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