2.家族口座・未成年口座で抽選回数を増やす

 このページでは、ご家族に証券口座を開設してもらい、IPOの抽選回数を増やすことで、当選確率を上げる方法を紹介します。

 ご家族に協力してもらうと、IPOに申し込める証券会社の口座が一気に増えるので、抽選回数を大きく増やすことができます。ただし、基本的にはご家族の方が“ご自身”で取引をする必要があります(口座開設者が自身で取引をしないと、禁止行為である“借名取引”になります)。

 なお、未成年のご家族が、「親権者の方(両親)が証券会社に口座を持っていること」を条件として、口座開設できる証券会社があります。

 私が調べたところ、マネックス証券SBI証券松井証券などが、未成年でも口座開設でき、IPO投資ができるようです。(SMBC日興証券では未成年口座は作れるものの、取引に制限があるため、“IPOの申し込みはできない”とのことです。店舗型の総合証券の場合は例外もあるので、ご注意ください。)

 極論を言うと、0歳児からでも口座開設ができます。親が代わりに取引をすることになるので、禁止行為である「借名取引」になるのでは?と思って調べましたが、親が子供の財産を管理することになり、法的に問題ないようです。

SBI証券公式サイトQ&Aより

未成年口座で親権者が取引することは、禁止行為である借名取引にはなりません

 例えば、「祖父、祖母、父、母、自分」と5人で協力して取り組めば、

・「1人で1口座」から申し込み → 抽選は1回だけ…
 IPO抽選

・「5人で1口座」から申し込み → 抽選は5回!!
  IPO抽選 IPO抽選 IPO抽選 IPO抽選 IPO抽選

 このように、ご家族に協力(1人→5人)してもらうことで、抽選回数が単純に5倍になります!

 さらに、それぞれが複数の口座、たとえば5口座から申し込めば×5倍で、なんと計25回(=5人×5口座)も抽選を受けられます。もちろん、言うまでもなく、「1人当たりの口座数」をもっと増やして、かつ「ご家族(未成年の子供さんなど)」がもっと増えたりすれば、掛け算で抽選回数は増え、当選確率が跳ね上がります!

(おさらい)未成年口座が開設できるのは、マネックス証券SBI証券 松井証券です。

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