プログレス・テクノロジーズ グループ(339A)

 プログレス・テクノロジーズ グループ(339A)の事業内容は「大手製造業向けデジタルソリューション・デジタルエンジニアリングサービスの提供」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額147.0億円、吸収金額82.7億円)です。総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。

プログレス・テクノロジーズ グループのホームページ画像
成長性 割安性
○ ○
話題性 総合評価?
△ D

基本情報

会社名 プログレス・テクノロジーズ グループ(339A) 【東証グロース】
会社URL https://progresstech-group.jp/
会社設立 2020年6月(4年目)
主幹事証券 野村證券
その他
狙い目証券会社
SBI証券マネックス証券松井証券三菱UFJ eスマート証券大和コネクト証券DMM株

IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,890円
仮条件? 1,890円 ~ 1,950円
公募価格? 未発表
初値予想(独自) 1,795円 ~ 2,200円(3月11日時点)
初値? -

・想定価格1,890円に対して、PER14.49倍、PBR7.5倍、配当利回り-%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益130.5円、1株あたり純資産250.5円、1株あたり配当金-円
・仮条件に伴い、初値予想を「1,800円 ~ 2,200円(2月21日時点)」から「1,795円 ~ 2,200円(3月11日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月12日(水)~3月17日(月)
当選発表日? 3月18日(火)
購入申込期間? 3月19日(水)~3月25日(火)
上場日? 3月28日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 707,200株
売出株数(OA含む)? 3,671,000株
当選株数合計 4,378,200株

・当選株数は。売買単位が100株なので、当たりは計43,782枚
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
・2,850百万円を上限として親引けによるウィンボンド・エレクトロニクス(株)など計4社への売付けがおこなわれる可能性があります。想定価格で計算すると最大1,507,936株が公開株数から減ります。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 -% -株 -枚 -枚
幹事 三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
-% -株 -枚 -枚
SBI証券 -% -株 -枚 -枚
大和証券 -% -株 -枚 -枚
マネックス証券 -% -株 -枚 -枚
アイザワ証券 -% -株 -枚 -枚
東海東京証券 -% -株 -枚 -枚
松井証券 -% -株 -枚 -枚
あかつき証券 -% -株 -枚 -枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、公募価格決定時付近に発表。
SBI証券マネックス証券松井証券から当選のチャンス。
・その他、三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)から申し込み可能となりました。(2月25日追記)
・その他、大和コネクト証券から申し込み可能となりました。(2月26日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月6日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
ジャフコSV6投資事業有限責任組合 76.02% 90日間
ジャフコSV6-S投資事業有限責任組合 19.01% 90日間
中山 岳人 3.37% 90日間
澤井 大輔 0.51% 90日間
長友 一郎 0.22% 90日間
子会社従業員 0.09% 継続保有
子会社従業員 0.07% 継続保有
村松 英行 0.05% 90日間
子会社従業員 0.05% 継続保有
子会社従業員 0.03% 継続保有

企業業績のデータ(5年分)

⇒プログレス・テクノロジーズ グループの有価証券届出書 [PDF]

  2023年
2月
2024年
2月
2025年
11月
(第3四半期)
営業収益(百万円)? 4,780 5,116 (4,228)
税引前利益(百万円)? 1,071 996 (1,057)
当期純利益(百万円)? 730 696 (1,015)
純資産額(百万円)? 2,352 3,060 (734)
1株あたりの純資産額(円)? 333 433 -
1株あたりの純利益(円)? 103 98 (104)
自己資本比率(%)? 29.8 39.9 (40.8)
自己資本利益率(%)? 36.8 25.7 -

※国際会計基準が適用されています。科目名が少し違いますが、意味合いはほぼ同じです。
IPOで得た資金は連結子会社であるプログレス・テクノロジーズ株式会社への投融資資金、借入金返済資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 プログレス・テクノロジーズ グループ(339A)は、「大手製造業向けデジタルソリューション・デジタルエンジニアリングサービスの提供」を主な事業としています。製造業の「メーカー独自の製品開発技術」の進化、発展の手助けとなる解決策やサービスを提供しています。働き手不足や技術継承者不足といった人的リソース不足の解消にも期待できます。

 業績を見ると、売り上げは地道に伸ばしていますが、利益がやや安定していません。会社発表の業績予想によると、2025年2月期は売上収益が10.0%増、税引き前当期利益が-19.8%減予想です。2026年2月期の予想では、売上収益が13.6%増、税引き前当期利益が90.1%増とやや盛り返す予想になってます。

 想定価格はさほど高くなく、主要株主には解除条件の無いロックアップがかかっていますが、公開株数が多いのが気がかりです。同日にトヨコー(341A)が上場することになり、買いが集まりにくくなっています。総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。

 ネット証券では、SBI証券マネックス証券松井証券三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)大和コネクト証券DMM株から申し込み可能となっています。

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