リプライオリティ(242A)
(2024年9月12日追記)
引受価額が「1,398.4円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,398円」付近で寄り付く可能性があります。
(2024年9月3日に追記)
弱気の仮条件を受けて、初値予想を引き下げました。
リプライオリティの事業内容は「通販支援事業(コールセンターの運営、小売店舗の空きスペースを活用したプロモーション活動の支援)および通信販売事業(健康海藻であるアカモクなどの通信販売)」で、福証Qボード上場の小型案件(想定時価総額17.9億円、吸収金額4.2億円)です。統計的に初値の上がりやすい「公開株数の“少ない”」の案件ですが、総合的に見て、想定価格から見た初値の上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | リプライオリティ(242A) 【福証Qボード】 |
---|---|
会社URL | https://www.repriority.co.jp/ |
会社設立 | 1998年9月(26年目) |
主幹事証券 | Jトラストグローバル証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券(副幹事)、松井証券、マネックス証券、岡三オンライン、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 1,520円 |
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仮条件 | 1,420円 ~ 1,520円 |
公募価格 | 1,520円 |
初値予想(独自) | 1,400円 ~ 1,600円(9月3日時点) |
初値 | 1,398円 (公募価格比-122円 -8.0%) |
・想定価格1,520円に対して、PER12.01倍、PBR2.02倍、配当利回り1.2%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益126.6円、1株あたり純資産752.5円、1株あたり配当金18.2円。)
・初値予想を「1,500円 ~ 1,750円(8月20日時点)」から「1,400円 ~ 1,600円(9月3日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 9月5日(木)~9月11日(水) |
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当選発表日 | 9月12日(木) |
購入申込期間 | 9月13日(金)~9月19日(木) |
上場日 | 9月25日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 240,000株 |
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売出株数(OA含む) | 36,000株 |
当選株数合計 | 276,000株 |
・当選株数は276,000株。売買単位が100株なので、当たりは計2,760枚。
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | Jトラスト グローバル証券 |
84.35% | 232,800株 | 2,328枚 | 209枚 |
幹事 | SBI証券 | 3.48% | 9,600株 | 96枚 | 51枚 |
松井証券 | 3.48% | 9,600株 | 96枚 | 60枚 | |
東海東京証券 | 2.61% | 7,200株 | 72枚 | 4枚 | |
岡三証券 | 2.61% | 7,200株 | 72枚 | 6枚 | |
マネックス証券 | 1.74% | 4,800株 | 48枚 | 43枚 | |
西日本シティ TT証券 |
0.87% | 2,400株 | 24枚 | 0枚 | |
FFG証券 | 0.87% | 2,400株 | 24枚 | 0枚 |
・SBI証券(副幹事)、松井証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(8月21日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(8月27日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
(株)Libertyhill代表取締役社長 中山 伸之 | 63.08% | 180日間 |
中山 伸之(社長) | 27.52% | 180日間 |
藤田 晋 | 3.15% | |
(株)ベルーナ代表取締役 安野 清 | 0.87% | |
鎌田 正彦 | 0.11% | |
三菱UFJキャピタル(株)代表取締社長 葛西 洋一 | 0.11% | |
前田 昭浩 | 0.07% | |
(株)エージェント・インシュアランス・グループ代表取締役 一戸敏 | 0.04% | |
一戸 敏 | 0.04% | |
遠藤 翼 | 1.02% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
⇒リプライオリティの有価証券届出書
※2022年9月期以降、株式1株につき20株の分割を反映。
・2024年9月期は、第3四半期時点で売上2,062百万円、経常利益238百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人材採用にかかわる人件費、コールセンター新設費用、自社販売のための新商品開発費用、借入金返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
リプライオリティ(242A)、通信販売企業やメーカーを顧客としたコールセンターを運営し、新規顧客獲得や休眠顧客の掘り起こしを支援している「D2C事業」、栄養価の高いアカモクという海藻を主力商品として販売している「通販事業」を展開しています。直近の業績推移を見ると、売り上げ、利益ともに順調に伸びており、今後の成長性も感じられます。
公開株数は非常に少ないです。主要大株主には期間でロックアップがかかっていますが、ロックアップがかかっていない株主も少なくありません。通常であれば、まずまずの需給環境になりそうですが、人気化しにくい福証上場で、同日にROXX(241A)が上場予定ということを考えると、想定価格から見た初値の上昇は期待しづらいです。
ネット証券では、SBI証券(副幹事)、松井証券、マネックス証券、岡三オンライン、DMM株から申し込み可能となっています。
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