ダイブ(151A)
(2024年3月7日に追記)
IPO市場の活況を受けて、初値予想を引き上げました。
ダイブの事業内容は「リゾートバイトに特化した人材派遣・人材紹介事業、宿泊施設運営事業、情報システム事業」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額47.3億円、吸収金額12.1億円)です。統計的に初値の上がりやすい「SBI証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | ダイブ(151A) 【東証グロース】 |
---|---|
会社URL | https://dive.design/ |
会社設立 | 2002年3月(22年目) |
主幹事証券 | SBI証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SMBC日興証券(副幹事)、松井証券、マネックス証券、楽天証券、岩井コスモ証券、SBIネオトレード証券、岡三オンライン、大和コネクト証券、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 1,710円 |
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仮条件 | 1,710円 ~ 1,820円 |
公募価格 | 1,820円 |
初値予想(独自) | 2,100円 ~ 2,500円(3月7日時点) |
初値 | 3,225円 (公募価格比+1,405円 +77.2%) |
・想定価格1,710円に対して、PER28.09倍、PBR3.09倍、配当利回り-%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益60.9円、1株あたり純資産552.6円、1株あたり配当金-円。)
・初値予想を「1,710円 ~ 2,200円(2月21日時点)」から「2,100円 ~ 2,500円(3月7日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 3月11日(月)~3月15日(金) |
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当選発表日 | 3月18日(月) |
購入申込期間 | 3月19日(火)~3月25日(月) |
上場日 | 3月27日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 365,000株 |
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売出株数(OA含む) | 342,200株 |
当選株数合計 | 707,200株 |
・当選株数は707,200株。売買単位が100株なので、当たりは計7,072枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SBI証券 | 87.03% | 615,500株 | 6,155枚 | 2,769枚 |
幹事 | SMBC日興証券 | 4.34% | 30,700株 | 307枚 | 30枚 |
大和証券 | 4.34% | 30,700株 | 307枚 | 30枚 | |
松井証券 | 0.86% | 6,100株 | 61枚 | 42枚 | |
マネックス証券 | 0.86% | 6,100株 | 61枚 | 61枚 | |
楽天証券 | 0.86% | 6,100株 | 61枚 | 61枚 | |
あかつき証券 | 0.42% | 3,000株 | 30枚 | 0枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.42% | 3,000株 | 30枚 | 3枚 | |
岡三証券 | 0.42% | 3,000株 | 30枚 | 3枚 | |
極東証券 | 0.42% | 3,000株 | 30枚 | 0枚 |
・SBI証券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、松井証券、マネックス証券、楽天証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
※SBI証券が主幹事のときは、IPOチャレンジポイントを活用して当選をねらいましょう!
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(2月22日追記)
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(2月22日追記)
・その他、大和コネクト証券から申し込み可能となりました。(2月26日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月4日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
庄子 潔(社長) | 52.69% | 180日間 |
合同会社なかなか | 27.55% | 180日間 |
コタエル信託(株) | 7.20% | |
山本 拓嗣 | 2.80% | 180日間 |
ダイブ従業員持株会 | 2.39% | 180日間 |
SBI4&5投資事業有限責任組合 | 1.85% | 180日間 |
野方 慎太郎 | 1.62% | 180日間 |
SBI4&5投資事業有限責任組合2号 | 1.15% | 180日間 |
合同会社ノットカンパニー | 0.44% | 180日間 |
西江 肇司 | 0.44% |
企業業績のデータ(5年分)
⇒ダイブの有価証券届出書
※2022年6月期以降、株式1株につき5株の分割を反映。
・2024年6月期は、第2四半期時点で売上6,224百万円、経常利益471百万円を達成しています。IPOで得た資金は、観光HR事業の拡大および当社知名度向上のための広告宣伝費、採用費及び人件費に充てる予定です。
管理人からのコメント
ダイブ(151A)、リゾートバイトに特化した人材サービスを提供する「観光HR事業」、グランピング施設などの企画開発・経営・運営をまとめておこなう「地方創生事業」、顧客の情報システム周り全般をサポートする「情報システム事業」を展開しています。 直近の業績推移を見ると、新型コロナウイルスの影響で売上が大きく落ち込んでいますが、現在は元の水準に戻っているようです。
公開株数はふつうくらいで、主要大株主の一部ベンチャーキャピタルにロックアップがかかっておらず、供給がしぼれているとは言えません。また、同日にコロンビア・ワークス(146A)、シンカ(149A)も上場予定で買いが集まりにくくなっています。総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SBI証券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、松井証券、マネックス証券、楽天証券、岩井コスモ証券、SBIネオトレード証券、岡三オンライン、大和コネクト証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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