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コロンビア・ワークス（146A）

（2024年3月7日に追記）
IPO市場の活況を受けて、初値予想を引き上げました。

　コロンビア・ワークスの事業内容は「不動産開発事業を単一セグメントとする不動産開発、不動産賃貸管理、ホテル運営」で、東証スタンダード上場の中型案件（想定時価総額103.7億円、吸収金額32.7億円）です。総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

基本情報

会社名	コロンビア・ワークス（146A）　【東証スタンダード】
会社URL	https://columbiaworks.jp
会社設立	2013年5月（11年目）
主幹事証券	野村證券
その他 狙い目証券会社	SMBC日興証券（副幹事）、岩井コスモ証券、SBI証券、楽天証券、auカブコム証券、DMM株、SBIネオトレード証券

IPO価格情報・初値予想（独自）

想定価格	3,110円
仮条件	3,110円 ～ 3,300円
公募価格	3,300円
初値予想（独自）	3,300円 ～ 3,700円（3月7日時点）
初値	3,745円　（公募価格比+445円　+13.5％）

・想定価格3,110円に対して、PER8.83倍、PBR1.27倍、配当利回り1.68％
（直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益352.2円、1株あたり純資産2449.3円、1株あたり配当金52.2円。）
・初値予想を「3,110円 ～ 3,700円（2月20日時点）」から「3,300円 ～ 3,700円（3月7日時点）」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間	3月8日(金)～3月14日(木)
当選発表日	3月15日(金)
購入申込期間	3月18日(月)～3月22日(金)
上場日	3月27日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数	833,400株
売出株数（OA含む）	217,100株
当選株数合計	1,050,500株

・当選株数は1,050,500株。売買単位が100株なので、当たりは計10,505枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
・20百万円を上限として親引けによる従業員持ち株会の売りつけがおこなわれる可能性があります。想定価格で計算すると最大6,430株が公開株数から減ります。

幹事証券リスト（管理人独自予想あり）

	証券会社名	割当率	割当株数	当選本数 （枚）	完全抽選本数 （予想）
主幹事	野村證券	96.52％	1,013,900株	10,139枚	1,013枚
幹事	SMBC日興証券	1.09％	11,400株	114枚	11枚
	三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券	0.87％	9,100株	91枚	9枚
	岩井コスモ証券	0.44％	4,600株	46枚	4枚
	SBI証券	0.44％	4,600株	46枚	20枚
	楽天証券	0.44％	4,600株	46枚	46枚
	あかつき証券	0.22％	2,300株	23枚	0枚

・SMBC日興証券（副幹事）、岩井コスモ証券、SBI証券、楽天証券から当選のチャンス。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。（2月22日追記）
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。（3月1日追記）
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。（3月8日追記）

株主構成、ロックアップなど

株主名	比率	ロック アップ
Nstyle（株）	52.00％	90日間
中内 準（社長）	41.40％	90日間
水山 直也	6.60％	90日間

 

企業業績のデータ（5年分）

⇒コロンビア・ワークスの有価証券届出書

	2018年 12月	2019年 12月	2020年 12月	2021年 12月	2022年 12月
売上高（百万円）	6,870	8,354	8,838	10,002	11,013
経常利益（百万円）	1,043	2,311	873	1,029	1,854
当期純利益（百万円）	712	1,460	540	682	1,174
純資産額（百万円）	2,235	3,695	4,181	4,715	5,798
1株あたりの純資産額（円）	894,133	1,478,377	1,672,776	1,886	2,319
1株あたりの純利益（円）	284,901	584,244	216,400	273	470
自己資本比率（％）	22.6	26.6	30.4	24.5	21.5
自己資本利益率（％）	37.9	49.2	13.7	15.4	22.3

※2020年12月期まで単独決算。2021年12月期から連結決算。
※2021年12月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
・2023年12月期は、売上14,469百万円、経常利益2,382百万円を達成しています。IPOで得た資金は、全額を不動産開発事業における不動産の新規取得および開発にかかわる運転資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

　コロンビア・ワークス（146A）、不動産開発サービス、不動産賃貸管理サービス、ホテル運営サービス、アセットマネジメント（不動産の総合管理）サービスを提供しています。2023年12月期も売上高14,469百万円、経常利益2,382百万円を達成しており、引き続き業績を拡大させています。

　公開株数はふつうくらいですが、主要大株主には期間でロックアップがかかっています。やや規模の大きな案件に加えて、IPO的に人気化しづらい不動産がテーマですので、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

　ネット証券では、SMBC日興証券（副幹事）、岩井コスモ証券、SBI証券、楽天証券、auカブコム証券、DMM株から申し込み可能となっています。

（2024年2月21日追記）
同日にダイブ（151A）、シンカ（149A）、SBIネオトレード証券も上場することになり、買いが集まりにくくなりました。

@ipokiso_com
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