日本システムバンク(5530)
(4月5日追記)
・引受価額が「1,729.6円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,729円」付近で寄り付く可能性があります。
日本システムバンクの事業内容は「コインパーキングの運営、駐車場機器の販売・保守」で、名証メイン上場の小型案件(想定時価総額20.6億円、吸収金額3.1億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「公開株数の“少ない”」案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | 日本システムバンク(5530) 【名証メイン】 |
---|---|
会社URL | https://www.syb.co.jp/ |
会社設立 | 1996年7月(27年目) |
主幹事証券 | 岡三証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券(副幹事)、岡三オンライン、DMM株、松井証券 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 1,800円 |
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仮条件 | 1,800円 ~ 1,880円 |
公募価格 | 1,880円 |
初値予想(独自) | 1,730円 ~ 2,300円(3月27日時点) |
初値 | 1,700円 (公募価格比-180円 -9.6%) |
・想定価格1,800円に対して、PER11.49倍、PBR1.14倍、配当利回り1.57%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益156.6円、1株あたり純資産1,585.6円、1株あたり配当金28.3円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「1,650円 ~ 2,200円(3月10日時点)」から「1,730円 ~ 2,300円(3月27日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 3月29日(水)~4月4日(火) |
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当選発表日 | 4月5日(水) |
購入申込期間 | 4月6日(木)~4月11日(火) |
上場日 | 4月14日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 100,000株 |
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売出株数(OA含む) | 72,500株 |
当選株数合計 | 172,500株 |
・当選株数は172,500株。売買単位が100株なので、当たりは計1,725枚。
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 岡三証券 | 91.30% | 157,500株 | 1,575枚 | 157枚 |
幹事 | SBI証券 | 4.35% | 7,500株 | 75枚 | 33枚 |
益茂証券 | 1.74% | 3,000株 | 30枚 | 0枚 | |
アイザワ証券 | 0.87% | 1,500株 | 15枚 | 0枚 | |
ちばぎん証券 | 0.87% | 1,500株 | 15枚 | 0枚 | |
あかつき証券 | 0.87% | 1,500株 | 15枚 | 0枚 |
・SBI証券(副幹事)から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(3月14日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月17日追記)
・その他、松井証券から申し込み可能となりました。(3月30日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
野坂 信嘉(社長) | 25.62% | 180日間 |
野坂 俊彰 | 14.09% | 180日間 |
野坂 弦司 | 5.08% | 180日間 |
野坂 美智代 | 2.54% | 180日間 |
(株)サニカ | 2.04% | 90日間 1.5倍 |
林 明代 | 1.86% | 180日間 |
出口 和生 | 1.68% | 180日間 |
近藤 進 | 1.58% | 180日間 |
JAIC企業育成投資事業有限責任組合 | 1.57% | 90日間 1.5倍 |
(株)滋賀銀行 | 1.34% | 90日間 1.5倍 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年6月期まで単独決算。2021年6月期から連結決算。
※2021年6月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2023年6月期は、第2四半期時点で売上3,367百万円、経常利益252百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
日本システムバンク(5530)、コインパーキングの運営、駐車場検索および駐車料金決済サービスの提供、オフィスビルやマンションの賃貸などをおこなっています。直近の業績推移を見ると、売上が頭打ちしており、今後の成長性も感じにくいです。
公開株数は非常に少ないですが、複数の大株主のロックアップが公募価格比1.5倍ではずれてしまいます。想定価格に割高感はありませんが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
ネット証券では、SBI証券(副幹事)、岡三オンライン、DMM株、松井証券から申し込み可能となっています。
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