QLSホールディングス(7075)

(6月15日)
・引受価額が「598円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「598円」付近で寄り付く可能性があります。

 QLSホールディングスの事業内容は「保育事業、介護福祉事業および人材派遣事業など」で、名証ネクスト上場の小型案件(想定時価総額14.4億円、吸収金額2.2億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。

QLSホールディングスのホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価?
○ D

基本情報

会社名 QLSホールディングス(7075) 【名証ネクスト】
会社URL https://www.qlshd.co.jp/
会社設立 2019年2月(5年目)
主幹事証券 Jトラストグローバル証券
その他
狙い目証券会社
SBI証券(副幹事)、松井証券マネックス証券楽天証券岡三オンラインDMM株

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IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 650円
仮条件? 590円 ~ 650円
公募価格? 650円
初値予想(独自) 598円 ~ 850円(5月26日時点)
初値? 800円 (公募価格比+150円 +23.1%)

・想定価格650円に対して、PER107.06倍、PBR2.21倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益6.1円、1株あたり純資産293.9円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月8日(木)~6月14日(水)
当選発表日? 6月15日(木)
購入申込期間? 6月16日(金)~6月21日(水)
上場日? 6月26日(月)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 200,000株
売出株数(OA含む)? 145,000株
当選株数合計 345,000株

・当選株数は345,000株。売買単位が100株なので、当たりは計3,450枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 Jトラスト
グローバル証券
84.35% 291,000株 2,910枚 291枚
幹事 SBI証券 5.22% 18,000株 180枚 81枚
岡三証券 5.22% 18,000株 180枚 18枚
東海東京証券 1.74% 6,000株 60枚 6枚
フィリップ証券 0.87% 3,000株 30枚 0枚
松井証券 0.87% 3,000株 30枚 21枚
マネックス証券 0.87% 3,000株 30枚 30枚
楽天証券 0.87% 3,000株 30枚 30枚

SBI証券(副幹事)、松井証券マネックス証券楽天証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(5月29日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月5日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
雨田 武史(社長) 100% 180日間

※TOKYO PRO Market上場時の株主構成を掲載(2019/10/17)

企業業績のデータ(5年分)

  2019年
3月
2020年
3月
2021年
3月
2022年
3月
2023年3月
第3四半期
売上高(百万円)? - 90 4,469 5,638 (5,035)
経常利益(百万円)? △0 13 56 140 (208)
当期純利益(百万円)? △0 9 △164 13 (139)
純資産額 (百万円)? 30 39 526 539 (677)
1株あたりの純資産額(円)? 15 19 261 268 -
1株あたりの純利益(円)? △0 5 △82 7 (69)
自己資本比率(%)? 99.2 77.2 12.5 11.4 (16.8)
自己資本利益率(%)? △1.5 26.7 △27.0 2.5 -

※2020年3月期まで単独決算。2021年3月期から連結決算。
※2019年3月期以降、株式1株につき20株の分割を反映。
・2023年3月期は、第3四半期時点で売上5,034百万円、経常利益207百万円を達成しています。IPOで得た資金は、子会社で借り入れた保育所や介護福祉施設の新規出店のための銀行借入の返済に充てる予定です。

管理人からのコメント

 QLSホールディングス(7075)、大阪市、東京都および横浜市を中心に、認可保育所を33施設、小規模認可保育所を2施設、東京都認証保育所を1施設、企業主導型保育所を3施設、学童保育を1施設運営しています(2023年4月末時点)。

 プロ投資家のみが取引できる、TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)市場からの鞍替えです。

 公開株数は少なめですが、保育事業はIPOとして人気化しづらいテーマです。また、統計的に初値の上がりにくい「名証単独上場」の案件です。加えて、同日にブリッジコンサルティンググループ(9225)が上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。これらを総合的に考えると、初値の上昇は期待しづらいです。

 ネット証券では、SBI証券(副幹事)、松井証券マネックス証券楽天証券岡三オンラインDMM株から申し込み可能となっています。

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