ノバシステム(5257)

 ノバシステムの事業内容は「金融・保険業界向けを中心としたシステムインテグレーション事業、クラウドサービスの提供」で、東証スタンダード上場の小型案件(想定時価総額22.4億円、吸収金額6.7億円)です。 総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

ノバシステムのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
○ C

基本情報

会社名 ノバシステム(5257) 【東証スタンダード】
会社URL https://www.nova-system.com/
会社設立 1982年9月(41年目)
主幹事証券 みずほ証券
その他
狙い目証券会社
野村證券(副幹事)、SBI証券マネックス証券松井証券岡三オンラインDMM株

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IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,660円
仮条件? 1,660円 ~ 1,700円
公募価格? 1,700円
初値予想(独自) 1,800円 ~ 2,300円(2月27日時点)
初値? 2,565円 (公募価格比+865円 +50.9%)

・想定価格1,660円に対して、PER31.04倍、PBR1.94倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益53.5円、1株あたり純資産854.8円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月13日(月)~3月17日(金)
当選発表日? 3月20日(月)
購入申込期間? 3月22日(水)~3月27日(月)
上場日? 3月30日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 150,000株
売出株数(OA含む)? 252,500株
当選株数合計 402,500株

・当選株数は402,500株。売買単位が100株なので、当たりは計4,025枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 みずほ証券 90.43% 364,000株 3,640枚 364枚
幹事 野村證券 5.22% 21,000株 210枚 21枚
岡三証券 1.74% 7,000株 70枚 7枚
SBI証券 0.87% 3,500株 35枚 15枚
マネックス証券 0.87% 3,500株 35枚 35枚
松井証券 0.87% 3,500株 35枚 24枚

野村證券(副幹事)、SBI証券マネックス証券松井証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(3月2日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月7日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
芳山 政安(社長) 55.09% 180日間
ノバシステム従業員持株会 9.63% 180日間
内原 昌彦 3.94%  
河 鳳基 3.28% 180日間
(株)インテック 3.28% 180日間
川上 秀樹 2.46% 180日間
林 潤 1.97% 180日間
平山 貞美 1.64% 180日間
成田 由奈 1.64% 180日間
西山 仁徳 1.64% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2017年
12月
2018年
12月
2019年
12月
2020年
12月
2021年
12月
売上高(百万円)? 3,829 3,986 4,126 4,076 4,173
経常利益(百万円)? 116 125 308 213 112
当期純利益(百万円)? 16 27 160 138 72
純資産額 (百万円)? 412 447 652 788 945
1株あたりの純資産額(円)? 6,868 7,454 10,868 656 787
1株あたりの純利益(円)? 270 453 2,673 115 60
自己資本比率(%)? 18.4 18.1 24.1 28.5 36.6
自己資本利益率(%)? 4.2 6.3 29.2 19.1 8.3

※2020年12月期以降、株式1株につき20株の分割を反映。
・2022年12月期は、第3四半期時点で売上3,342百万円、経常利益201百万円を達成しています。IPOで得た資金は、求人費、研修費、新卒入社社員の人件費、グループウエアソフト利用料および開発用機器の購入費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ノバシステム(5257)、事業全体の97.9%をシステムインテグレーション事業が占めています。システムインテグレーション事業では、生命保険会社、損害保険会社、銀行、信託銀行などの金融業界向けの情報処理システムの開発をおこなっています。

 事業内容と直近の業績推移を見る限り、人気化は期待しづらいです。ただ、公開株数が少なめで、主要な大株主に期間でロックアップがかかっており、供給はしぼれています。ですが、同日にビズメイツ(9345)が上場予定で、買いが集まりにくくなっています。これらを総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、野村證券(副幹事)、SBI証券マネックス証券松井証券岡三オンラインDMM株から申し込み可能となっています。

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