住信SBIネット銀行(7163)
(3月20日追記)
・公募価格が仮条件の下限で決定しました。公募割れの危険性が高まっていますのでご注意ください。
→公募価格が仮条件の下限で決まったIPOの初値一覧表
・引受価額が「1,140円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,140円」付近で寄り付く可能性があります。
住信SBIネット銀行の事業内容は「インターネット専業銀行」で、東証スタンダード上場の超大型案件(想定時価総額1,900.0億円、吸収金額600.9億円)です。総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
※2022年2月15日に新規上場が承認されましたが、「確認すべき事項が発生」したとの理由から、上場中止となりました。今回は再度の新規上場の承認になります。
基本情報
会社名 | 住信SBIネット銀行(7163) 【東証スタンダード】 |
---|---|
会社URL | https://www.netbk.co.jp/contents/ |
会社設立 | 1986年6月(37年目) |
主幹事証券 | 野村證券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、松井証券、CONNECT、SBIネオトレード証券、岡三オンライン、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 1,260円 |
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仮条件 | 1,200円 ~ 1,260円 |
公募価格 | 1,200円 |
初値予想(独自) | 1,000円 ~ 1,300円(3月20日時点) |
初値 | 1,222円 (公募価格比+22円 +1.8%) |
・想定価格1,260円に対して、PER11.1倍、PBR1.31倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益113.5円、1株あたり純資産964.2円、1株あたり配当金-円。)
・初値予想を「1,160円 ~ 1,400円(2月28日時点)」から「1,000円 ~ 1,300円(3月20日時点)」に変更。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 3月14日(火)~3月17日(金) |
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当選発表日 | 3月20日(月) |
購入申込期間 | 3月22日(水)~3月27日(月) |
上場日 | 3月29日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 0株 |
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売出株数(OA含む) | 47,688,600株(国内:35,766,600株 海外:11,922,000株) |
当選株数合計 | 47,688,600株(国内:35,766,600株 海外:11,922,000株) |
・当選株数は35,766,600株。売買単位が100株なので、当たりは計357,666枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | 44.70% | 15,988,000株 | 159,880枚 | 15,988枚 |
共同主幹事 | SBI証券 | 26.51% | 9,483,300株 | 94,833枚 | 42,674枚 |
ゴールドマン・ サックス証券 |
0.13% | 45,900株 | 459枚 | 0枚 | |
大和証券 | 26.51% | 9,483,300株 | 94,833枚 | 9,483枚 | |
UBS証券 | 0.13% | 45,900株 | 459枚 | 0枚 | |
幹事 | SMBC日興証券 | 0.41% | 145,600株 | 1,456枚 | 145枚 |
シティグループ 証券 |
0.03% | 11,500株 | 115枚 | 0枚 | |
BofA証券 | 0.03% | 11,500株 | 115枚 | 0枚 | |
アイザワ証券 | 0.22% | 78,800株 | 788枚 | 0枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.22% | 78,800株 | 788枚 | 78枚 | |
岡三証券 | 0.22% | 78,800株 | 788枚 | 78枚 | |
極東証券 | 0.22% | 78,800株 | 788枚 | 0枚 | |
東洋証券 | 0.22% | 78,800株 | 788枚 | 0枚 | |
松井証券 | 0.22% | 78,800株 | 788枚 | 551枚 | |
みずほ証券 | 0.22% | 78,800株 | 788枚 | 0枚 |
・野村證券(共同主幹事)、SBI証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、松井証券から当選のチャンス。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンラインの取り扱いも発表される可能性があります。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(3月1日追記)
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(3月2日追記)
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(3月2日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月7日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
三井住友信託銀行(株) | 50.00% | 180日間 |
SBIホールディングス(株) | 50.00% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年3月期まで単独決算。2021年3月期から連結決算。
※2021年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2023年3月期は、第3四半期時点で経常収益71,139百万円、経常利益21,807百万円を達成しています。
管理人からのコメント
住信SBIネット銀行(7163)、三井住友信託銀行とSBIホールディングスの共同出資による、インターネット専業銀行です。元となる会社は1986年の設立ですが、住信SBIネット銀行としての営業は2007年からスタートしました。直近の業績推移を見ると、右肩上がりで経常収益・利益ともに伸ばしています。
住宅ローン※に強く、ネット銀行の利点を活かして大手銀行よりも低金利で提供しています。
大株主には期間でロックアップがかかっているものの、公開株数がきわめて多く、供給は非常にゆるくなっています。また、公開株がすべて既存株主の売り出しなのも印象が悪いです。さらに、同日にAnyMind Group(5027)が上場予定で、買いが集まりにくくなっています。
ちなみに、前回の承認時に発表された想定価格は1,920円でしたが、今回は1,260円まで大きく下げられています。これに合わせて、想定時価総額も3,000億円から1,900億円に大きく減っています。また、公開株数も69,178,500株から47,688,600株に減っており、想定吸収金額も797億円から601億円に減っています。それでもなお、総合的に見ると、初値の上昇は期待しづらいです。
ネット証券では、野村證券(主幹事)、SBI証券(共同主幹事)、大和証券(共同主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、松井証券、CONNECT、SBIネオトレード証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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