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AnyMind Group[エニーマインドグループ](5027)
(3月20日追記)
・引受価額が「920円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「920円」付近で寄り付く可能性があります。
AnyMind Group[エニーマインドグループ]の事業内容は「ブランド企業向けマーケティング支援、パブリッシャーおよびクリエイター向け収益化支援、D2C支援に関するプラットフォームとサービスの開発・提供」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額552.8億円、吸収金額30.0億円)です。統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
※2022年2月22日に新規上場が承認されましたが、ウクライナ情勢などを踏まえて、上場中止が発表されました。その後、2022年11月15日に再度の新規上場が承認されましたが、「確認すべき事項が発生」したとの理由から、再度の上場中止となりました。今回は3度目の新規上場の承認になります。
基本情報
会社名 | AnyMind Group[エニーマインドグループ](5027) 【東証グロース】 |
---|---|
会社URL | https://anymindgroup.com/ja/ |
会社設立 | 2019年12月(4年目) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券(副幹事)、大和証券、野村證券、松井証券、SMBC日興証券、岩井コスモ証券、岡三オンライン、auカブコム証券、CONNECT、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 970円 |
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仮条件 | 970円 ~ 1,000円 |
公募価格 | 1,000円 |
初値予想(独自) | 920円 ~ 1,200円(3月14日時点) |
初値 | 1,000円 (公募価格比+0円 +0.0%) |
・想定価格970円に対して、PSR4.99倍、PBR206.89倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-20.2円、1株あたり純資産4.7円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「890円 ~ 1,200円(2月28日時点)」から「920円 ~ 1,200円(3月14日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 3月13日(月)~3月17日(金) |
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当選発表日 | 3月20日(月) |
購入申込期間 | 3月22日(水)~3月27日(月) |
上場日 | 3月29日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 885,300株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 2,207,600株 |
当選株数合計 | 3,092,900株 |
・当選株数は3,092,900株。売買単位が100株なので、当たりは計30,929枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | みずほ証券 | 69.35% | 2,145,000株 | 21,450枚 | 2,145枚 |
共同主幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
25.00% | 773,200株 | 7,732枚 | 773枚 |
幹事 | SBI証券 | 1.74% | 53,700株 | 537枚 | 241枚 |
大和証券 | 0.87% | 27,000株 | 270枚 | 27枚 | |
野村證券 | 0.87% | 27,000株 | 270枚 | 27枚 | |
松井証券 | 0.65% | 20,100株 | 201枚 | 140枚 | |
SMBC日興証券 | 0.65% | 20,100株 | 201枚 | 20枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.43% | 13,400株 | 134枚 | 13枚 | |
岡三証券 | 0.43% | 13,400株 | 134枚 | 13枚 |
・SBI証券(副幹事)、大和証券、野村證券、松井証券、SMBC日興証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(3月2日追記)
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(3月2日追記)
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(3月6日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月7日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
十河 宏輔(社長) | 37.22% | 360日間 |
小堤 音彦 | 9.54% | 360日間 |
(株)SMBC信託銀行(特定運用金外信託 未来創生2号ファンド) | 6.78% | 180日間 |
JATF VI (Singapore) Pte. Ltd. | 6.64% | 180日間 1.5倍 |
JAFCO Asia Technology Fund VII Pte. Ltd. | 4.81% | 180日間 1.5倍 |
JIC ベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合 | 3.92% | 180日間 |
JPインベストメント1号投資事業有限責任組合 | 2.86% | 180日間 |
日本グロースキャピタル投資法人 | 2.42% | 180日間 |
渡邊 久憲 | 1.86% | 360日間 |
大川 敬三 | 1.71% | 継続保有 |
企業業績のデータ(5年分)
※国際会計基準を採用しています。各科目の名称が異なりますが、意味的には同じです。
※2011年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2022年12月期は、売上24,790百万円、営業利益30百万円を達成しています。IPOで得た資金は、既存事業の事業拡大と当社プラットフォームにかかわる機能開発のための人件費の一部に充てる予定です。
管理人からのコメント
AnyMind Group[エニーマインドグループ](5027)、インターネットにてブランドを販売するためのプロセス(ブランド企画、製造、広告、販売、物流など)を一気通貫でサポートしています。直近の業績推移を見ると、赤字が続いていますが、2022年12月期には営業利益30百万円の黒字化を達成しています。
公開株数は多く、大株主には期間でロックアップがかかっていますが、複数いるベンチャーキャピタルのロックアップは公募価格比1.5倍で外れます。また、同日に住信SBIネット銀行(7163)も上場予定で、買いが集まりにくくなっています。さらに、過去に2度の上場中止を発表しているので印象はよくないです。総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
ちなみに、今回発表された想定価格は、前回の承認時に発表された想定価格と同じです(想定時価総額も同じ)。
ネット証券では、SBI証券(副幹事)、大和証券、野村證券、松井証券、SMBC日興証券、岩井コスモ証券、岡三オンライン、auカブコム証券、CONNECT、DMM株から申し込み可能となっています。
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