アイビス(9343)
アイビスの事業内容は「モバイル事業(モバイルペイントアプリ『ibisPaint』の開発、サービス運営)、ソリューション事業(IT技術者派遣サービス、アプリ開発およびサーバ構築・移行・運用保守などの受託開発サービス)」で、東証グロース上場の小型案件(想定時価総額22.7億円、吸収金額6.4億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | アイビス(9343) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://www.ibis.ne.jp/ |
会社設立 | 2000年5月(23年目) |
主幹事証券 | 東海東京証券 |
その他 狙い目証券会社 |
大和証券(副幹事)、SBI証券、楽天証券、CONNECT、auカブコム証券、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 650円 |
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仮条件 | 670円 ~ 730円 |
公募価格 | 730円 |
初値予想(独自) | 1,100円 ~ 1,700円(3月6日時点) |
初値 | 2,121円 (公募価格比+1,391円 +190.5%) |
・想定価格650円に対して、PER31.36倍、PBR3.36倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益20.7円、1株あたり純資産193.3円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件の下限が想定価格を上回ったため、初値予想を「1,000円 ~ 1,500円(2月17日時点)」から「1,100円 ~ 1,700円(3月6日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 3月7日(火)~3月13日(月) |
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当選発表日 | 3月14日(火) |
購入申込期間 | 3月15日(水)~3月20日(月) |
上場日 | 3月23日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 700,000株 |
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売出株数(OA含む) | 277,500株 |
当選株数合計 | 977,500株 |
・当選株数は977,500株。売買単位が100株なので、当たりは計9,775枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 東海東京証券 | 86.96% | 850,000株 | 8,500枚 | 850枚 |
幹事 | みずほ証券 | 4.35% | 42,500株 | 425枚 | 42枚 |
大和証券 | 3.48% | 34,000株 | 340枚 | 34枚 | |
三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
1.74% | 17,000株 | 170枚 | 17枚 | |
SBI証券 | 1.74% | 17,000株 | 170枚 | 76枚 | |
楽天証券 | 0.87% | 8,500株 | 85枚 | 85枚 | |
松井証券 | 0.87% | 8,500株 | 85枚 | 59枚 |
・大和証券(副幹事)、SBI証券、楽天証券から当選のチャンス。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(2月21日追記)
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(2月21日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月1日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
神谷 栄治(社長) | 66.74% | 180日間 |
村上 和彦 | 20.31% | 180日間 |
渡辺 秀行 | 11.24% | 180日間 |
丸山 拓也 | 0.29% | 180日間 |
井亦 大典 | 0.29% | |
星倉 隆一 | 0.19% | |
堀部 拓也 | 0.19% | |
安井 英和 | 0.19% | 継続保有 |
林田 雄大 | 0.16% | |
嶋本 博文 | 0.16% |
企業業績のデータ(5年分)
※2019年に期末月を9月から12月に変更しています。
※2011年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2022年12月期は、第3四半期時点で売上2,555百万円、経常利益338百万円を達成しています。IPOで得た資金は、運転資金として『ibisPaint』の新規ユーザ獲得のための広告宣伝費、IT技術者確保のための採用費および人件費に充てる予定です。
管理人からのコメント
アイビス(9343)、作画工程を動画にして共有できるモバイルペイントアプリ「ibisPaint」の開発・運営、IT技術者派遣サービス、クラウドサービスのプラットフォームであるAWS(Amazon Web Service)を用いたサーバ構築・移行・運用保守サービスなどを提供しています。
「ibisPaint」の累計ダウンロード数は、2019年頃から急激に伸びはじめ、2023年2月17日時点で全世界で3億を超えています。インスタグラムやTikTokなどのSNSとの相性が良く、今後さらにダウンロード数を伸ばしていくでしょう。
公開株数はふつうですが、想定される吸収金額(想定価格×公開株数)は小さいです。また、主要な大株主に期間でロックアップがかかっていますので、供給はそれなりに絞れています。需給的に、初値は上がりやすくなっていますが、想定価格が650円と低いため、初値は上昇しても小幅になるでしょう。なお、同日に日本ナレッジ(5252)、ハルメクホールディングス(7119)が上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。
ネット証券では、大和証券(副幹事)、SBI証券、楽天証券、CONNECT、auカブコム証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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