エリッツホールディングス(5533)
エリッツホールディングスの事業内容は「不動産賃貸事業、不動産ファンド事業、不動産の企画・コンサルティング事業、人材紹介事業、不動産仲介および管理事業ならびにシステム開発・販売事業をおこなうグループ会社の経営管理およびこれに関連する業務」で、東証スタンダード上場の小型案件(想定時価総額52.8億円、吸収金額5.0億円)です。
総合的に見て、初値はそれなりの上昇に落ち着くと予想します。
基本情報
会社名 | エリッツホールディングス(5533) 【東証スタンダード】 |
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会社URL | https://www.elitz-holdings.co.jp/ |
会社設立 | 2012年3月(12年目) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券(副幹事)、岡三オンライン、マネックス証券、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 1,580円 |
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仮条件 | 1,420円 ~ 1,580円 |
公募価格 | 1,580円 |
初値予想(独自) | 2,000円 ~ 2,700円(5月22日時点) |
初値 | 2,000円 (公募価格比+420円 +26.6%) |
・想定価格1,580円に対して、PER12.2倍、PBR1.42倍、配当利回り2.62%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益129.5円、1株あたり純資産1,111.8円、1株あたり配当金41.4円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 6月9日(金)~6月15日(木) |
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当選発表日 | 6月16日(金) |
購入申込期間 | 6月19日(月)~6月22日(木) |
上場日 | 6月27日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 200,000株 |
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売出株数(OA含む) | 116,300株 |
当選株数合計 | 316,300株 |
・当選株数は316,300株。売買単位が100株なので、当たりは計3,163枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | みずほ証券 | 73.95% | 233,900株 | 2,339枚 | 233枚 |
幹事 | SBI証券 | 8.69% | 27,500株 | 275枚 | 123枚 |
野村證券 | 6.07% | 19,200株 | 192枚 | 19枚 | |
西村証券 | 4.33% | 13,700株 | 137枚 | 0枚 | |
岡三証券 | 3.48% | 11,000株 | 110枚 | 11枚 | |
東洋証券 | 3.48% | 11,000株 | 110枚 | 0枚 |
・SBI証券(副幹事)から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(5月23日追記)
・その他、マネックス証券から申し込み可能となりました。(5月23日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月5日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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槙野 常美(社長) | 46.06% | 180日間 |
佐々木 茂喜 | 8.97% | 180日間 |
黒田 富久子 | 8.97% | 180日間 |
エリッツホールディングスグループ従業員持株会 | 7.54% | 180日間 |
龍池 法子 | 6.50% | 180日間 |
平山 浩 | 5.40% | 180日間 |
龍池 亮 | 3.25% | 180日間 |
龍池 美沙 | 3.25% | 180日間 |
(株)ハウズ | 2.99% | 180日間 |
東 寛昭 | 0.89% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年9月期まで単独決算。2021年9月期から連結決算。
※2019年9月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2023年9月期は、第2四半期時点で売上2,851百万円、経常利益571百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備資金として、不動産特定共同事業用顧客管理システムの構築、不動産開発資金として、既に取得済みの土地(販売用不動産)に建築する1棟売賃貸マンションの建築に充てる予定です。
管理人からのコメント
エリッツホールディングス(5533)、売上の約50%を不動産仲介事業から、約37%を不動産管理事業から上げています(2022年9月期)。不動産仲介は、賃貸マンション・アパートなどの仲介、一般住宅および投資用マンションの売買仲介をおこなっています。不動産管理は、管理物件の保守管理や入居者管理をおこなっています。
直近の業績推移を見ると、やや頭打ち気味になっています。ただ、想定価格に割高感はなく、配当もしっかり出しているので、一定の買いは入りそうです。また、公開株数が少なめで、大株主に対しても期間でロックアップがかかっており、需給環境はまずまずです。ただ、不動産はIPOで人気化しづらいテーマなので、総合的に見て、初値はそれなりの上昇に落ち着くと予想します。
ネット証券では、SBI証券(副幹事)、岡三オンライン、マネックス証券、DMM株から申し込み可能となっています。
(5月23日追記)
同日にクオリプス(4894)が上場することになり、買いが集まりにくくなりました。
(5月24日追記)
同日にGSI(5579)が上場することになり、買いが集まりにくくなりました。
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