クオリプス(4894)

 クオリプスの事業内容は「再生医療等製品、特定細胞加工物の研究、開発、製造、販売。再生医療等製品、特定細胞加工物にかかわる受託開発製造サービスおよびコンサルティング業務」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額117.9億円、吸収金額39.5億円)です。 総合的に見て、初値は公募割れの展開も考えられます。

クオリプスのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
○ D

基本情報

会社名 クオリプス(4894) 【東証グロース】
会社URL https://cuorips.co.jp/
会社設立 2017年3月(7年目)
主幹事証券 野村證券
その他
狙い目証券会社
SBI証券(副幹事)、松井証券DMM株楽天証券

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IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,560円
仮条件? 1,400円 ~ 1,560円
公募価格? 1,560円
初値予想(独自) 1,453円 ~ 1,850円(5月23日時点)
初値? 1,680円 (公募価格比+120円 +7.7%)

・想定価格1,560円に対して、PSR847.43倍、PBR1.87倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益-49.7円、1株あたり純資産835.2円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月9日(金)~6月15日(木)
当選発表日? 6月16日(金)
購入申込期間? 6月19日(月)~6月22日(木)
上場日? 6月27日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 1,700,000株
売出株数(OA含む)? 830,000株
当選株数合計 2,530,000株

・当選株数は2,530,000株。売買単位が100株なので、当たりは計25,300枚
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 93.04% 2,354,000株 23,540枚 2,354枚
幹事 SBI証券 6.52% 165,000株 1,650枚 742枚
松井証券 0.43% 11,000株 110枚 77枚

野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、松井証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月5日追記)
・その他、楽天証券から申し込み可能となりました。(6月12日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
第一三共(株) 15.75% 90日間
イノベーション京都2016投資事業有限責任組合 9.13% 90日間
2倍
テルモ(株) 8.35% 90日間
大幸薬品(株) 7.87% 90日間
SBI Ventures Two(株) 7.87% 90日間
2倍
JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合 7.87% 90日間
2倍
澤 芳樹 7.22% 90日間
ジャフコSV6投資事業有限責任組合 6.30% 90日間
2倍
三菱商事(株) 4.30% 90日間
京大ベンチャーNVCC2号投資事業有限責任組合 3.40% 90日間
2倍

 

企業業績のデータ(5年分)


  2018年
3月
2019年
3月
2020年
3月
2021年
3月
2022年
3月
売上高(百万円)? - - - 0 14
経常利益(百万円)? △60 △144 △177 △296 △373
当期純利益(百万円)? △27 △128 △180 △308 △375
純資産額 (百万円)? 77 948 750 4,222 3,896
1株あたりの純資産額(円)? 144 508 407 751 686
1株あたりの純利益(円)? △60 △88 △97 △124 △67
自己資本比率(%)? 18.0 88.5 64.5 96.7 95.9
自己資本利益率(%)? - - - - -

※2011年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
※2024年3月期の会社予想は、売上215百万円、経常損失△1,246百万円となっています。
・2023年3月期は、第3四半期時点で売上13百万円、経常損失△356百万円となっています。IPOで得た資金は、運転資金および設備資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 クオリプス(4894)、ヒトiPS細胞由来の再生医療などの製品開発、商業科、および製造開発委託事業を展開しています。直近の業績推移を見ると、大きな赤字を抱えているうえ、売上もまだ立っていません。なお、会社予想では2024年3月期に215百万円の売上が立つ見込みです。それでも、中・大型のバイオベンチャーは統計的に公募割れしやすく、人気化は期待しづらいです。

 公開株数はやや多めで、大株主に対しては公募価格比2倍のロックアップがかかっています。総合的な需給を考えると、公募割れの展開も考えられます。同日にエリッツホールディングス(5533)が上場することで、買いが集まりにくくなっているのもマイナス材料です。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、松井証券DMM株楽天証券から申し込み可能となっています。

(5月24日追記)
同日にGSI(5579)が上場することになり、買いが集まりにくくなりました。

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