坪田ラボ(4890)

 坪田ラボの事業内容は「近視、ドライアイ、老眼などの治療にかかわる医薬品、医療機器等の研究開発」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額113.1億円、吸収金額19.9億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」、「SMBC日興が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

坪田ラボのホームページ画像
成長性 割安性
にじゅうまる △
話題性 総合評価?
○ C


基本情報

会社名 坪田ラボ(4890) 【東証グロース】
会社URL https://tsubota-lab.com/
会社設立 2012年(11年目)
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券マネックス証券岡三オンラインDMM株
岡三オンライン

(↑岡三オンラインは事前入金無し!ネット配分100%です!)

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 450円
仮条件? 450円 ~ 470円
公募価格? 470円
初値予想(独自) 470円 ~ 700円(6月7日時点)
初値? 794円 (公募価格比+324円 +68.9%)

・想定価格450円に対して、PER56.1倍、PBR7.0倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益8.0円、1株あたり純資産64.3円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件を受けて、初値予想を「450円 ~ 700円(5月20日時点)」から「470円 ~ 700円(6月7日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月8日(水)~6月14日(火)
当選発表日? 6月15日(水)
購入申込期間? 6月16日(木)~6月21日(火)
上場日? 6月23日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 2,500,000株
売出株数(OA含む)? 1,916,000株
当選株数合計 4,416,000株

・当選株数は4,416,000株。売買単位が100株なので、当たりは計44,160枚
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SMBC日興証券 88.70% 3,916,800株 39,168枚 3,916枚
幹事 SBI証券 2.61% 115,200株 1,152枚 518枚
みずほ証券 2.61% 115,200株 1,152枚 115枚
三田証券 1.74% 76,800株 768枚 0枚
極東証券 1.74% 76,800株 768枚 0枚
楽天証券 0.87% 38,400株 384枚 384枚
マネックス証券 0.87% 38,400株 384枚 384枚
岡三証券 0.87% 38,400株 384枚 38枚

SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(5月23日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月2日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
坪田 一男(社長) 61.72% 180日間
(株)坪田 13.33% 180日間
大高 功 7.66% 180日間
山田 進太郎 1.87% 180日間
近藤 眞一郎 1.12% 180日間
(同)マーズ 1.04% 180日間
原 裕 0.92% 180日間
(株)ジンズホールディングス 0.92% 180日間
ロート製薬(株) 0.92% 継続保有
渡邉 敏文 0.87% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2017年
3月
2018年
3月
2019年
3月
2020年
3月
2021年
3月
売上高(百万円)? 155 189 91 442 688
経常利益(百万円)? 7 11 △79 17 256
当期純利益(百万円)? 6 8 △80 3 202
純資産額 (百万円)? 28 82 297 330 591
1株あたりの純資産額(円)? 176 398 1,338 15 26
1株あたりの純利益(円)? 35 43 △373 0 9
自己資本比率(%)? 57.1 81.2 69.9 62.3 54.8
自己資本利益率(%)? 22.1 14.0 - 1.0 43.8

※2020年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2022年3月期は、第3四半期時点で売上550百万円、経常利益291百万円を達成しています。IPOで得た資金は、運転資金として研究開発費用、研究員およびビジネス人財確保の採用費および人件費、投資として米国(ボストン)子会社の設立、借入金の返済として当社有利子負債の返金資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 坪田ラボ(4890)は、「ごきげん」をキーワードに近視、ドライアイ、老眼の治療にイノベーションを起こす慶応義塾大学発ベンチャーとしてスタートしました。メガネのジンズホールディングス(3046)、目薬のロート製薬(4527)参天製薬(4536)などのパートナー企業とともに共同開発をおこない、新しい価値を提供する商品を市場に提供しています。

 業績推移を見ると、売上・利益ともに拡大しており、事業体制からも将来性も感じられます。さらに想定価格が低いため、買いが入りやすい状況です。しかし公開株数が多く、ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)ジャパンワランティサポート(7386)ホームポジション(2999)の4社と同日上場なのはマイナス要素です。

 総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券マネックス証券岡三オンラインDMM株から申し込み可能となっています。

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