POPER[ポパー](5134)
POPER[ポパー]の事業内容は「教育事業者などのバックオフィス業務の効率化および保護者とのコミュニケーションを強化するSaaS型業務管理プラットフォーム『Comiru』の開発・提供」で、東証グロース上場の小型案件(想定時価総額23.8億円、吸収金額3.8億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「ASP(SaaS)関連」、「想定価格が1,000円以下」、「大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇幅は小幅にとどまるでしょう。
基本情報
会社名 | POPER[ポパー](5134) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://poper.co/ |
会社設立 | 2015年1月(8年目) |
狙い目証券会社 | 大和証券(主幹事)、SBI証券、岩井コスモ証券、松井証券、CONNECT、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 630円 |
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仮条件 | 630円 ~ 700円 |
公募価格 | 700円 |
初値予想(独自) | 800円 ~ 1,400円(10月26日時点) |
初値 | 1,110円 (公募価格比+410円 +58.6%) |
・想定価格630円に対して、PSR5.38倍、PBR12.08倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-48.9円、1株あたり純資産52.1円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「700円 ~ 1,200円(10月11日時点)」から「800円 ~ 1,400円(10月26日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 10月28日(金)~11月4日(金) |
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当選発表日 | 11月7日(月) |
購入申込期間 | 11月8日(火)~11月11日(金) |
上場日 | 11月15日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 200,000株 |
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売出株数(OA含む) | 405,300株 |
当選株数合計 | 605,300株 |
・当選株数は605,300株。売買単位が100株なので、当たりは計6,053枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 大和証券 | 96.70% | 585,300株 | 5,853枚 | 585枚 |
幹事 | みずほ証券 | 1.32% | 8,000株 | 80枚 | 8枚 |
SBI証券 | 0.66% | 4,000株 | 40枚 | 18枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.66% | 4,000株 | 40枚 | 4枚 | |
松井証券 | 0.33% | 2,000株 | 20枚 | 14枚 | |
東洋証券 | 0.33% | 2,000株 | 20枚 | 0枚 |
・大和証券(主幹事)、SBI証券、岩井コスモ証券、松井証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(10月12日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(10月21日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
栗原 慎吾(社長) | 30.38% | 180日間 |
学校法人駿河台学園 | 12.00% | 180日間 |
大和ベンチャー1号投資事業有限責任組合 | 11.63% | 90日間 1.5倍 |
KVPシード・イノベーション1号投資事業有限責任組合 | 5.97% | 90日間 1.5倍 |
繆 仁軍 | 4.60% | 180日間 |
(株)DGベンチャーズ | 3.88% | 90日間 1.5倍 |
ニッセイ・キャピタル9号投資事業有限責任組合 | 3.88% | 90日間 1.5倍 |
(株)マイナビ | 3.11% | 90日間 1.5倍 |
ニッセイ・キャピタル10号投資事業有限責任組合 | 3.05% | 90日間 1.5倍 |
フリービットインベストメント(株) | 2.56% | 90日間 1.5倍 |
企業業績のデータ(5年分)
※2019年10月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
※2020年10月期以降、株式1株につき3株の分割を反映。
・2022年10月期は、第3四半期時点で売上479百万円、経常利益△28百万円となっています。IPOで得た資金は、サービス構築費用に60,800千円、サービスプロモーション費用に30,000千円、借入金返済に24,000千円、残額を人材の採用費および人件費に充てる予定です。
管理人からのコメント
POPER[ポパー](5134)、教育事業者向けに、集客・保護者コミュニケーション・業務効率化・顧客売上管理・講師管理などがおこなえるSaaS型業務管理プラットフォーム「Comiru」を提供しています。Comiruは、集客機能のみが利用できる無料プランから、生徒一人当たり300円で利用できるBASICプラン、生徒一人当たり500円で利用できるPROプランがあります。
その他、オンライン授業・自宅学習支援サービス「ComiruAir」、講師などの労務管理・コミュニケーションサービス「ComiruHR」を提供しています。有料契約企業数は2021年10月期で944社、利用生徒ID数は219,000となっており、右肩上がりで増えています。
想定価格は低く、公開株数も少なめで、市場の吸収金額が小さいため、大株主にいるベンチャーキャピタルのロックアップが外れる公募価格比1.5倍までは、初値の上昇が期待できます。ただ、そこからはかなりの売りが出ると思われるので、上昇幅は限られるでしょう。
ネット証券では、大和証券(主幹事)、SBI証券、岩井コスモ証券、松井証券、CONNECT、DMM株から申し込み可能となっています。
(2022年10月12日追記)
同日にベースフード(2936)が上場することになりましたが、POPER[ポパー]の規模が小さいので、需給への影響は小さいでしょう。
@ipokiso_com
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