ベースフード(2936)
(11月7日追記)
・引受価額が「736円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「736円」付近で寄り付く可能性があります。
(10月28日追記)
仮条件が想定価格を大きく下回ったため、初値予想と総合評価を「C」から「D」へ引き下げました。
ベースフードの事業内容は「完全栄養食の開発・販売」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額483.3億円、吸収金額70.0億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は小幅にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | ベースフード(2936) 【東証グロース】 |
---|---|
会社URL | https://basefood.co.jp/ |
会社設立 | 2016年4月(7年目) |
狙い目証券会社 | 野村證券(副幹事)、大和証券、楽天証券、SBI証券、マネックス証券、auカブコム証券、CONNECT、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 950円 |
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仮条件 | 760円 ~ 800円 |
公募価格 | 800円 |
初値予想(独自) | 736円 ~ 1,000円(10月28日時点) |
初値 | 710円 (公募価格比-90円 -11.3%) |
・想定価格950円に対して、PSR8.71倍、PBR16.2倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-9.1円、1株あたり純資産58.6円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件が想定価格を大きく下回ったため、初値予想を「950円 ~ 1,450円(10月12日時点)」から「736円 ~ 1,000円(10月28日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 10月31日(月)~11月4日(金) |
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当選発表日 | 11月7日(月) |
購入申込期間 | 11月8日(火)~11月11日(金) |
上場日 | 11月15日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 2,723,100株 |
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売出株数(OA含む) | 4,645,200株 |
当選株数合計 | 7,368,300株 |
・当選株数は7,368,300株。売買単位が100株なので、当たりは計73,683枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
91.31% | 6,727,900株 | 67,279枚 | 6,727枚 |
幹事 | 野村證券 | 5.22% | 384,400株 | 3,844枚 | 384枚 |
大和証券 | 1.76% | 129,400株 | 1,294枚 | 129枚 | |
楽天証券 | 0.57% | 42,200株 | 422枚 | 422枚 | |
SBI証券 | 0.57% | 42,200株 | 422枚 | 189枚 | |
マネックス証券 | 0.57% | 42,200株 | 422枚 | 422枚 |
・野村證券(副幹事)、大和証券、楽天証券、SBI証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(10月14日追記)
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(10月14日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(10月24日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
橋本 舜(社長) | 34.27% | 180日間 |
グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合 | 17.23% | 180日間 |
Rakuten Capital S.C.Sp. | 8.13% | 180日間 |
グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合 | 6.08% | 180日間 |
XTech1号投資事業有限責任組合 | 4.07% | 180日間 |
金子 裕 | 3.51% | 180日間 |
島田 孝文 | 2.32% | 180日間 |
齋藤 竜太 | 2.32% | 180日間 |
山本 陽介 | 2.32% | 180日間 |
THE FUND投資事業有限責任組合 | 2.05% | 継続保有 |
企業業績のデータ(5年分)
※2021年2月期以降、株式1株につき100,000株の分割を反映。
・2023年2月期は、第2四半期時点で売上4,584百万円、経常利益-376百万円となっています。IPOで得た資金は、マーケティング費用として2,470百万円(2023年2月期:140百万円、2024年2月期:798百万円、2025年2月期以降:1,530百万円)、人材関連費として708百万円(2023年2月期:50百万円、2024年2月期:283百万円、2025年2月期以降:373百万円)に充てる予定です。
管理人からのコメント
ベースフード(2936)、1食で、他の食事で過剰に摂取されやすい脂質などを除くすべての栄養素で、1日分の基準値の3分の1以上を含む“完全栄養”の主食を中心とした「BASE FOOD」シリーズの開発・販売をおこなっています。直近の業績推移を見る限り、今は事業規模の拡大を優先しており、先行投資を積極的におこなっている結果、赤字となっている状況です。
これだけ売上を伸ばし、先行投資を積極的におこなっているということは、それだけ需要があるということです。1年くらい前から「ベースブレッド」など、コンビニでも見かけるようになりました。2023年2月期も第2四半期時点で売上4,584百万円と、勢いそのままに伸びており、将来性は十分にあると言えます。
ただ、公開株数が非常に多く、需給的にはかなり初値が上がりづらくなっています。総合的に考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。同日にPOPER(5134)が上場することになっていますが、規模が小さいので影響はほとんどないでしょう。
ネット証券では、野村證券(副幹事)、大和証券、楽天証券、SBI証券、マネックス証券、auカブコム証券、CONNECT、DMM株から申し込み可能となっています。
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