note[ノート](5243)
note[ノート]の事業内容は「CtoCメディアプラットフォーム『note』、メディアSaaS『note pro』の運営」で、東証グロース上場の小型案件(想定時価総額44.5億円、吸収金額4.4億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」、「大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | note[ノート](5243) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://note.com/ |
会社設立 | 2011年12月(12年目) |
狙い目証券会社 | 大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、楽天証券、SMBC日興証券、岩井コスモ証券、松井証券、マネックス証券、CONNECT、auカブコム証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 300円 |
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仮条件 | 300円 ~ 340円 |
公募価格 | 340円 |
初値予想(独自) | 450円 ~ 900円(11月17日時点) |
初値 | 521円 (公募価格比+181円 +53.2%) |
・想定価格300円に対して、PSR2.36倍、PBR7.16倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-29.4円、1株あたり純資産41.9円、1株あたり配当金-円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 12月6日(火)~12月12日(月) |
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当選発表日 | 12月13日(火) |
購入申込期間 | 12月14日(水)~12月19日(月) |
上場日 | 12月21日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 210,000株 |
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売出株数(OA含む) | 1,261,100株 |
当選株数合計 | 1,471,100株 |
・当選株数は1,471,100株。売買単位が100株なので、当たりは計14,711枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 大和証券 | 91.35% | 1,343,800株 | 13,438枚 | 1,343枚 |
幹事 | 野村證券 | 2.17% | 31,900株 | 319枚 | 31枚 |
SBI証券 | 2.17% | 31,900株 | 319枚 | 143枚 | |
楽天証券 | 1.30% | 19,100株 | 191枚 | 191枚 | |
三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
0.86% | 12,700株 | 127枚 | 12枚 | |
SMBC日興証券 | 0.86% | 12,700株 | 127枚 | 12枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.52% | 7,600株 | 76枚 | 7枚 | |
岡三 にいがた証券 |
0.26% | 3,800株 | 38枚 | 0枚 | |
松井証券 | 0.26% | 3,800株 | 38枚 | 26枚 | |
マネックス証券 | 0.26% | 3,800株 | 38枚 | 38枚 |
・大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、楽天証券、SMBC日興証券、岩井コスモ証券、松井証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(11月17日追記)
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(11月22日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(11月29日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
加藤 貞顕(社長) | 34.87% | 180日間 |
フェムトグロースキャピタル投資事業有限責任組合 | 11.15% | 90日間 1.5倍 |
(株)日本経済新聞社 | 6.07% | 180日間 |
Image Frame Investment (HK) Limited | 5.94% | 継続保有 |
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 | 5.82% | 90日間 1.5倍 |
CA Startups Internet Fund1号投資事業有限責任組合 | 4.35% | 90日間 1.5倍 |
UUUM(株) | 2.51% | 180日間 |
(株)テレビ東京ホールディングス | 2.51% | 180日間 |
SMBCベンチャーキャピタル4号投資事業有限責任組合 | 2.02% | 90日間 1.5倍 |
有限責任事業組合フェムト・スタートアップ | 1.96% | 90日間 1.5倍 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年11月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2022年11月期は、第3四半期時点で売上1,729百万円、経常損失△521百万円となっています。IPOで得た資金は、広告宣伝費、長期借入金に充てる予定です。
管理人からのコメント
note[ノート](5243)、クリエイターが文章やマンガ、音声などのコンテンツをWebサイト上に投稿し、それをユーザーに販売できるプラットフォーム「note」の運営と、このnoteの基盤を活用しつつ、企業が自社サイトとして情報を発信できるSaas型サービス「note pro」を提供しています。
noteの2022年8月末時点の累計会員登録者数は550万人で、コンテンツを投稿したクリエイター数は103万人になります。noteにおけるコンテンツ販売における流通総額は2020年から本格的に伸びています。2021年はやや停滞しましたが、そこから更にもう一段伸びています。note proに関しては、右肩上がりで成長しており、今後も十分な成長が期待できます。
公開株数はふつうですが、想定価格がかなり低く、吸収金額は小型になります。また、大株主による売り出しは、公募価格比1.5倍のロックアップが外れるまでありません。話題性がそれなりにあり、人気化しそうな雰囲気はあります。ただ、直近の業績推移を見ると、赤字が拡大しており、そこがどう見られるかでしょうか。想定価格が低いので、どうなるにせよ初値は小幅な上昇にとどまると予想します。ちなみに、同日にサンクゼール(2937)、アイズ(5242)も上場することになっています。
ネット証券では、大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、楽天証券、SMBC日興証券、岩井コスモ証券、松井証券、マネックス証券、CONNECT、auカブコム証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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