グラッドキューブ(9561)
グラッドキューブの事業内容は「自社開発のSiTestを用いたウェブサイト解析サービスなどのSaaS事業、インターネット広告の代理店業務およびスポーツデータAI解析のSPAIA事業」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額75.7億円、吸収金額14.1億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「クラウド関連」、「大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | グラッドキューブ(9561) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://www.glad-cube.com/ |
会社設立 | 2007年(16年目) |
狙い目証券会社 | 大和証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、野村證券、松井証券、岩井コスモ証券、CONNECT、岡三オンライン、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 960円 |
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仮条件 | 870円 ~ 960円 |
公募価格 | 960円 |
初値予想(独自) | 960円 ~ 1,400円(8月25日時点) |
初値 | 1,500円 (公募価格比+540円 +56.3%) |
・想定価格960円に対して、PER37.45倍、PBR8.99倍、配当利回り- (直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益25.6円、1株あたり純資産106.8円、1株あたり配当金-円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 9月9日(金)~9月15日(木) |
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当選発表日 | 9月16日(金) |
購入申込期間 | 9月20日(火)~9月26日(月) |
上場日 | 9月28日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 450,000株 |
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売出株数(OA含む) | 1,022,000株 |
当選株数合計 | 1,472,000株 |
・当選株数は1,472,000株。売買単位が100株なので、当たりは計14,720枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 大和証券 | 86.96% | 1,280,000株 | 12,800枚 | 1,280枚 |
幹事 | SBI証券 | 4.35% | 64,000株 | 640枚 | 288枚 |
楽天証券 | 1.74% | 25,600株 | 256枚 | 256枚 | |
みずほ証券 | 1.74% | 25,600株 | 256枚 | 25枚 | |
野村證券 | 1.74% | 25,600株 | 256枚 | 25枚 | |
松井証券 | 0.87% | 12,800株 | 128枚 | 89枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 12,800株 | 128枚 | 12枚 | |
岡三証券 | 0.87% | 12,800株 | 128枚 | 12枚 | |
あかつき証券 | 0.43% | 6,400株 | 64枚 | 0枚 | |
極東証券 | 0.43% | 6,400株 | 64枚 | 0枚 |
・ネット証券では、大和証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、野村證券、松井証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(8月26日追記)
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(8月26日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(9月2日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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(株)ゴールドアイランド | 49.22% | 180日間 |
金島 弘樹(社長) | 27.64% | 180日間 |
MICイノベーション4号投資事業有限責任組合 | 8.25% | 90日間 1.5倍 |
NTTインベストメント・パートナーズファンド2号投資事業有限責任組合 | 4.13% | 90日間 1.5倍 |
金島 由樹 | 3.86% | 180日間 |
財部 友希(戸籍名:畝田 友希) | 2.57% | 180日間 |
上杉 辰夫 | 0.53% | 180日間 |
玉屋 宏祐 | 0.45% | 180日間 1.5倍 |
松田 政志 | 0.45% | 180日間 1.5倍 |
西村 美希 | 0.45% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2011年12月期まで単独決算。2012年3月期から連結決算。
※2011年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2022年12月期は、第2四半期時点で売上775百万円、経常利益283百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備投資資金として①新規・既存サービスの開発・拡充、②社内システムの拡充、運転資金として③広告宣伝費、④社内セキュリティ拡充に充てる予定です。
管理人からのコメント
グラッドキューブ(9561)は、SaaS事業ではサイト解析ツールのSiTest(サイテスト)を用いたデジタルマーケティングサービスを、マーケティングソリューション事業ではインターネット広告における各種支援サービスを提供しています。また、SPAIA事業では、AIによるプロ野球およびサッカー、競馬の勝敗予想データを提供するサービスを展開しています。
直近の業績推移を見る限り、売上・利益ともに右肩上がりで急拡大しており、事業内容的にも今後の成長が期待できます。
ただ、公開株数がそれなりにあることと、大株主であるベンチャーキャピタルのロックアップが公募価格比1.5倍で外れることが気になります。総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。くわえて、同日にキットアライブ(5039)、ファインズ(5125)が上場することも需給的にマイナスとなっています。
ネット証券では、大和証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、野村證券、松井証券、岩井コスモ証券、CONNECT、岡三オンライン、DMM株から申し込み可能となっています。
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