ギックス(9219)

 ギックスの事業内容は「アナリティクスを用いたデータインフォームド事業データを活用した各種コンサルティング業務およびツールの研究開発。ツールを用いた各種サービスの提供」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額58.8億円、吸収金額12.7億円)です。 総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

ギックスのホームページ画像
成長性 割安性
にじゅうまる △
話題性 総合評価?
○ C


基本情報

会社名 ギックス(9219) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.gixo.jp/
会社設立 2012年(10年目)
狙い目証券会社 野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券auカブコム証券LINE証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,070円
仮条件? 980円 ~ 1,070円
公募価格? 1,070円
初値予想(独自) 1,070円 ~ 1,600円(2月22日時点)
初値? 1,100円 (公募価格比+30円 +2.8%)

・想定価格1,070円に対して、PER114.28倍、PBR3.97倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益9.4円、1株あたり純資産269.6円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月14日(月)~3月17日(木)
当選発表日? 3月18日(金)
購入申込期間? 3月22日(火)~3月25日(金)
上場日? 3月30日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 300,000株
売出株数(OA含む)? 890,800株
当選株数合計 1,190,800株

・当選株数は1,190,800株。売買単位が100株なので、当たりは計11,908枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 91.33% 1,087,500株 10,875枚 1,087枚
幹事 SBI証券 6.95% 82,800株 828枚 372枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
0.86% 10,300株 103枚 10枚
楽天証券 0.43% 5,100株 51枚 51枚
いちよし証券 0.43% 5,100株 51枚 0枚

野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券から当選のチャンス。
・野村證券が主幹事なので、後からLINE証券の取り扱いも発表される可能性があります。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(2月25日追記)
・その他、LINE証券から申し込み可能となりました。(3月1日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月7日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
網野 知博(社長) 38.10% 90日間
田中 耕比古 17.49% 90日間
花谷 慎太郎 17.49% 90日間
FinTech ビジネスイノベーション投資事業有限責任組合 10.70% 90日間
(株)JR西日本イノベーションズ 5.83% 90日間
日本ユニシス(株)  4.89% 継続保有
鴨居 達哉 1.87% 90日間
三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合 0.94% 継続保有
安藤 祐輔 0.90% 継続保有
岡 大勝 0.90% 継続保有

 

企業業績のデータ(5年分)

  2017年
6月
2018年
6月
2019年
6月
2020年
6月
2021年
6月
売上高(百万円)? 146 247 383 618 722
経常利益(百万円)? △24 45 46 42 51
当期純利益(百万円)? △24 40 25 36 51
純資産額 (百万円)? 119 160 380 417 1,195
1株あたりの純資産額(円)? 2,985 3,995 9,505 104 298
1株あたりの純利益(円)? △600 1,010 614 9 13
自己資本比率(%)? 85.7 79.8 75.3 52.1 76.8
自己資本利益率(%)? △18.3 29.0 9.1 9.1 6.4

※2020年6月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2022年6月期は、第2四半期時点で売上444百万円、経常利益16百万円を達成しています。IPOで得た資金は、研究開発費および運転資金、採用および人件費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ギックス(9219)、クライアント企業の経営課題解決、競争力強化のために、データを用いて物事を理解・判断する「データインフォームド」による各種コンサルティングおよびツールの研究開発をおこなっています。直近の業績推移を見ると、右肩上がりに成長しており、将来性は十分にあります。

 公開株数は普通ですが、大株主に期間でロックアップがかかっており、供給はそこまで緩んでいません。ただ、最近の弱い相場を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券auカブコム証券LINE証券DMM株から申し込み可能となっています。

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