ステムセル研究所(7096)
ステムセル研究所の事業内容は「再生医療を目的に、さい帯血およびさい帯の分離・保管をおこなう『細胞バンク事業』」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額130.1億円、吸収金額24.3億円)です。総合的に見て、初値はそれなりに上昇すると予想します。
2020年3月5日に一度承認されていますが、新型コロナの影響で上場中止となり、今回は再度の挑戦です。
基本情報
会社名 | ステムセル研究所(7096) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | https://www.stemcell.co.jp/corporate/ |
狙い目証券会社 | 野村證券(主幹事)、SMBC日興証券、SBI証券、auカブコム証券、 DMM株、SBIネオトレード証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 2,540円 |
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仮条件 | 2,540円 ~ 2,800円 |
公募価格 | 2,800円 |
初値予想(独自) | 3,300円 ~ 4,300円(5月21日時点) |
初値 | 4,830円 (公募価格比+2,030円 +72.5%) |
・想定価格2,540円に対して、PER46.9倍、PBR7.03倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益54.2円、1株あたり純資産361.2円、1株あたり配当金-円。)
・公募価格に伴い、初値予想を「3,300円 ~ 4,300円(5月21日時点)」から「3,500円 ~ 4,500円(6月18日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 6月9日(水)~6月15日(火) |
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当選発表日 | 6月16日(水) |
購入申込期間 | 6月17日(木)~6月22日(火) |
上場日 | 6月25日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 256,200株 |
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売出株数(OA含む) | 699,200株 |
当選株数合計 | 955,400株 |
・当選株数は955,400株。売買単位が100株なので、当たりは計9,554枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | 91.31% | 872,400株 | 8,724枚 | 872枚 |
幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
3.47% | 33,200株 | 332枚 | 33枚 |
SMBC日興証券 | 1.74% | 16,600株 | 166枚 | 16枚 | |
東洋証券 | 0.87% | 8,300株 | 83枚 | 0枚 | |
いちよし証券 | 0.87% | 8,300株 | 83枚 | 0枚 | |
エース証券 | 0.87% | 8,300株 | 83枚 | 8枚 | |
SBI証券 | 0.87% | 8,300株 | 83枚 | 37枚 |
・野村證券(主幹事)、SMBC日興証券、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(5月25日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月2日追記)
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(6月9日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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(株)トリムメディカルホールディングス | 89.50% | 90日間 |
山本 邦松 | 1.77% | |
名古屋中小企業投資育成(株) | 1.73% | 90日間 |
森 雅徳 | 1.28% | 90日間 |
若松 茂美 | 1.06% | 90日間 |
シノ セル テクノロジーズ インク | 0.72% | 90日間 |
友清 彰 | 0.52% | 90日間 |
浅井 芳明 | 0.50% | |
野上 大介 | 0.29% | 90日間 |
森崎 弘司 | 0.29% | 90日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2019年3月期以降、株式1株につき700株の分割を反映。
・2021年3月期は、第3四半期時点で売上1,065百万円、経常利益96百万円を達成しています。IPOで得た資金は、細胞保管センターの拡充、顧客管理ITシステム導入、細胞処理・細胞保管センターの新設に充てる予定です。
管理人からのコメント
ステムセル研究所(7096)、将来、本人や家族が「脳性まひ」や「自閉症」になった場合における再生医療の可能性を想定し、へその緒や胎盤の中に含まれている赤ちゃんの血液(さい帯血)を有償で保管しています。創薬系のバイオ案件と違い、すでに黒字化を達成している点は魅力的です。2021年3月期以降は、新型コロナの影響で新生児の数が減ることから、業績的にはきびしい展開が続きそうですが、将来性は十分にあると思います。
同日に、日本電解(5759)が上場しますが、優先的に買いが入ると思うので、それほど影響はないでしょう。総合的な需給を考えると、初値はそれなりに上昇すると予想します。
ネット証券では、野村證券(主幹事)、SMBC日興証券、SBI証券、auカブコム証券、DMM株、SBIネオトレード証券から申し込み可能となっています。
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