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シンプレクス・ホールディングス(4373)
(9月13日追記)
・引受価額が「1,539円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,539円」付近で寄り付く可能性があります。
シンプレクス・ホールディングスの事業内容は「コンサルティングサービス、システム開発、運用保守」で、東証1部上場の超大型案件(想定時価総額734.0億円、吸収金額335.8億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
※2010年3月期から減益基調になり、2013年10月に東証1部から上場廃止となりました。その後、事業領域を拡大し、売上、利益ともに拡大させ、このたび再上場することになりました。
基本情報
会社名 | シンプレクス・ホールディングス(4373) 【東証1部】 |
---|---|
会社URL | https://www.simplex.holdings/ |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券(副幹事)、野村證券、松井証券、マネックス証券、SBI証券、東海東京証券、CONNECT、岡三オンライン証券、auカブコム証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,520円 |
---|---|
仮条件 | 1,520円 ~ 1,620円 |
公募価格 | 1,620円 |
初値予想(独自) | 1,539円 ~ 1,750円(9月13日時点) |
初値 | 1,660円 (公募価格比+40円 +2.5%) |
・想定価格1,520円に対して、PER24.6倍、PBR2.33倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益61.8円、1株あたり純資産651.4円、1株あたり配当金-円。)
・引受価額に伴い、初値予想を「1,450円 ~ 1,750円(8月19日時点)」から「1,539円 ~ 1,750円(9月13日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 9月7日(火)~9月10日(金) |
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当選発表日 | 9月13日(月) |
購入申込期間 | 9月14日(火)~9月17日(金) |
上場日 | 9月22日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 0株 |
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売出株数(OA含む) | 22,091,000株(国内:11,045,500株 海外:11,045,500株) |
当選株数合計 | 22,091,000株(国内:11,045,500株 海外:11,045,500株) |
・当選株数は11,045,500株。売買単位が100株なので、当たりは計110,455枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
共同主幹事 | SMBC日興証券 | 54.44% | 4,209,300株 | 42,093枚 | 4,209枚 |
みずほ証券 | 17.90% | 1,384,000株 | 13,840枚 | 1,384枚 | |
幹事 | 大和証券 | 4.07% | 314,500株 | 3,145枚 | 314枚 |
野村證券 | 4.07% | 314,500株 | 3,145枚 | 314枚 | |
三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
4.07% | 314,500株 | 3,145枚 | 314枚 | |
松井証券 | 4.07% | 314,500株 | 3,145枚 | 2,201枚 | |
マネックス証券 | 4.07% | 314,500株 | 3,145枚 | 3,145枚 | |
SBI証券 | 4.07% | 314,500株 | 3,145枚 | 1,415枚 | |
東海東京証券 | 1.63% | 125,800株 | 1,258枚 | 125枚 | |
岡三証券 | 1.63% | 125,800株 | 1,258枚 | 125枚 |
・SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券(副幹事)、野村證券、松井証券、マネックス証券、SBI証券、東海東京証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(8月20日追記)
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(8月20日追記)
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(8月23日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(8月31日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
刈田・シンプレクス投資事業有限責任組合 | 31.01% | |
金子 英樹(社長) | 20.73% | 360日間 |
五十嵐 充 | 11.66% | 360日間 |
シンプレクス従業員持株会 | 5.56% | |
福井 康人 | 4.93% | 360日間 |
田中 健一 | 4.36% | 360日間 |
農林中央金庫 | 3.88% | 360日間 |
(株)刈田・アンド・カンパニー | 2.14% | 360日間 |
KARITA & Company Micronesia Inc. | 1.50% | 360日間 |
福山 啓悟 | 1.16% | 360日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※国際会計基準のため、各項目の名称が異なりますが、意味的にはほとんど同じです。
管理人からのコメント
シンプレクス・ホールディングス(4373)、上場廃止以降に参入した新規分野(生命保険・損害保険、暗号資産交換業者、非金融系)から、売上全体の約30%が生み出されています。2021年3月期に利益が大きく伸びていますが、これはシステムインテグレーションの利益率が改善したことが原因です。2022年3月期の第1四半期も、引き続き利益率の改善が続いているようで、今後の成長にも期待が持てます。
ただ、公募がゼロで、すべての公開株数が売出によるものなので、今回のIPOは既存株主の利益確定が目的となっているようにも見えてしまいます。公開株数も非常に多く、総合的な需給を考えると、初値の上昇は期待しづらいです。
ネット証券では、SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券(副幹事)、野村證券、松井証券、マネックス証券、SBI証券、東海東京証券、CONNECT、岡三オンライン証券、auカブコム証券、DMM株から申し込み可能となっています。同日にユミルリンク(4372)、コアコンセプト・テクノロジー(4371)が上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。
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