室町ケミカル(4885)

 室町ケミカルの事業内容は「医薬品の製造・販売、健康食品の企画・製造・販売、イオン交換樹脂の販売・加工」で、JASDAQスタンダード上場の中型案件(想定時価総額29.8億円、吸収金額13.0億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」の案件です。

成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
○ c


基本情報

会社名 室町ケミカル(4885) 【JASDAQスタンダード】
会社URL https://www.muro-chem.co.jp/
狙い目証券会社 野村證券(主幹事)、SBI証券大和証券楽天証券
岡三オンライン証券CONNECTDMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 770円
仮条件? 770円 ~ 820円
公募価格? 820円
初値予想(独自) 820円 ~ 1,200円(2月4日時点)
初値? 1,424円 (公募価格比+604円 +73.7%)

・想定価格770円に対して、PER94.51倍、PBR3.19倍、配当利回り0.08%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益8.1円、1株あたり純資産241.4円、1株あたり配当金0.6円。)
・仮条件にともない、初値予想を「770円 ~ 1,200円(1月21日時点)」から「820円 ~ 1,200円(2月4日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月8日(月)~2月15日(月)
当選発表日? 2月16日(火)
購入申込期間? 2月17日(水)~2月22日(月)
上場日? 2月26日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 970,000株
売出株数(OA含む)? 720,500株
当選株数合計 1,690,500株

・当選株数は1,690,500株。売買単位が100株なので、当たりは計16,905枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 91.30% 1,543,500株 15,435枚 1,543枚
幹事 FFG証券 2.61% 44,100株 441枚 0枚
みずほ証券 1.74% 29,400株 294枚 29枚
SBI証券 1.74% 29,400株 294枚 132枚
大和証券 0.87% 14,700株 147枚 22枚
楽天証券 0.87% 14,700株 147枚 147枚
岡三証券 0.87% 14,700株 147枚 14枚

野村證券(主幹事)、SBI証券大和証券楽天証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(1月22日追記)
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(1月25日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(2月1日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
村山 哲朗 37.85% 90日間
村山 ひとみ 17.21%  
青木 淳一(社長) 11.18% 90日間
室町ケミカルグループ従業員持株会 7.74% 継続保有
服部 英法 5.16% 90日間
髙宮 一仁 3.70% 継続保有
大辻 正高 2.58% 90日間
穗苅 久美 2.58% 90日間
井内 聡 1.55% 継続保有
井ノ口 浩俊 1.20% 継続保有

 

企業業績のデータ(5年分)

  2016年
5月
2017年
5月
2018年
5月
2019年
5月
2020年
5月
売上高(百万円)? 4,039 4,447 4,537 5,420 5,280
経常利益(百万円)? 168 105 △20 91 272
当期純利益(百万円)? 167 △22 △88 29 32
純資産額 (百万円)? 170 173 71 182 -
1株あたりの純資産額(円)? 424 434 179 91 -
1株あたりの純利益(円)? 417 △56 △220 14 16
自己資本比率(%)? 4.4 3.9 1.5 3.9 -
自己資本利益率(%)? 98.4 - - 16.9 -

※2018年5月期まで単独決算。2019年5月期から連結決算。
※2019年5月期以降、株式1株につき5株の分割を反映。
・2021年5月期は、第2四半期時点で売上2,483百万円、経常利益220百万円を達成しています。IPOで得た資金は、医薬品製造設備導入の費用、借入金の返済に充てる予定です。

管理人からのコメント

 室町ケミカル(4885)、業績推移を見る限り、売上、利益ともに頭打ち感があります。事業内容もIPOのテーマとしては強いとは言えず、人気化はむずかしそうです。想定価格が低いので買いやすさはありますが、公開株数が多めです。いくら主要大株主に期間でロックアップがかかっているとはいえ、需給的に初値の大幅上昇は期待しにくいです。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、SBI証券大和証券楽天証券岡三オンライン証券CONNECTDMM株から申し込み可能となっています。同日に、coly[コリー](4175)が上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。

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