coly[コリー](4175)

 coly[コリー]の事業内容は「モバイルオンラインゲームの企画・開発・運営事業など」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額208.4億円、吸収金額59.9億円)です。 総合的に見て、初値の小幅な上昇が期待できます。

coly[コリー]のホームページ画像
成長性 割安性
にじゅうまる △
話題性 総合評価?
○ b


基本情報

会社名 coly[コリー](4175) 【東証マザーズ】
会社URL https://colyinc.com/
狙い目証券会社 野村證券(副幹事)、SBI証券楽天証券マネックス証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 3,930円
仮条件? 3,930円 ~ 4,130円
公募価格? 4,130円
初値予想(独自) 4,700円 ~ 6,100円(2月4日時点)
初値? 8,450円 (公募価格比+4,320円 +104.6%)

・想定価格3,930円に対して、PER107.17倍、PBR5.76倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益36.7円、1株あたり純資産682.7円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件にともない、初値予想を「4,500円 ~ 5,900円(1月21日時点)」から「4,700円 ~ 6,100円(2月4日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月8日(月)~2月15日(月)
当選発表日? 2月16日(火)
購入申込期間? 2月17日(水)~2月22日(月)
上場日? 2月26日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 804,000株
売出株数(OA含む)? 720,900株
当選株数合計 1,524,900株

・当選株数は1,524,900株。売買単位が100株なので、当たりは計15,249枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 みずほ証券 89.57% 1,365,900株 13,659枚 1,365枚
幹事 野村證券 8.70% 132,600株 1,326枚 132枚
SBI証券 0.87% 13,200株 132枚 59枚
楽天証券 0.43% 6,600株 66枚 66枚
丸三証券 0.43% 6,600株 66枚 6枚

野村證券(副幹事)、SBI証券楽天証券から当選のチャンス。
・その他、マネックス証券から申し込み可能となりました。(1月22日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(2月1日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
中島 瑞木(社長) 45.00% 180日間
中島 杏奈 45.00% 180日間
佐々木 大地 10.00% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2016年
1月
2017年
1月
2018年
1月
2019年
1月
2020年
1月
売上高(百万円)? 136 462 1,351 2,447 3,359
経常利益(百万円)? 7 121 280 383 274
当期純利益(百万円)? 5 83 197 251 194
純資産額 (百万円)? 14 97 294 545 739
1株あたりの純資産額(円)? 138,048 969,029 2,941,584 121 164
1株あたりの純利益(円)? 268,741 830,982 1,972,555 56 43
自己資本比率(%)? 80.2 46.6 58.2 60.2 67.6
自己資本利益率(%)? 59.8 150.1 100.9 59.7 30.3

※2019年1月期以降、株式1株につき45,000株の分割を反映。
・2021年1月期は、第3四半期時点で売上4,038百万円、経常利益1,210百万円を達成しています。IPOで得た資金は、ゲーム運営費用、新規タイトル開発投資、広告投資に充てる予定です。

管理人からのコメント

 coly[コリー](4175)、主要タイトルの「魔法使いの約束」が、IOS向けゲームの売上ランキング20位台~200位あたりを推移しています。リリースが2019年11月25日ですが、2020年1月期の業績にはあまり影響していません。ただ、2021年1月期の業績における第3四半期の経常利益が1,210百万円と急拡大していることから、2020年1月以降に売上を伸ばしたようです。

 「魔法使いの約束」の他にも複数タイトルを開発しており、今後同様のヒット作が生まれれば更なる成長も期待できます。規模的にやや重めのIPOで、需給的に大幅上昇をめざしにくいのもあり、初値はそれなりの上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、野村證券(副幹事)、SBI証券楽天証券マネックス証券DMM株から申し込み可能となっています。同日に、室町ケミカル(4885)が上場することになっていますが、影響はあまりないでしょう。

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