ラキール(4074)

 ラキールの事業内容は「企業向けシステムの開発・保守およびクラウド型アプリケーション開発・運用基盤『LaKeel DX』とその関連製品の開発・販売など」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額94.0億円、吸収金額18.8億円)です。 総合的に見て、初値はそれなりに上昇すると予想します。

ラキールのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価?
○ b


基本情報

会社名 ラキール(4074) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.lakeel.com/ja/index.html
狙い目証券会社 野村證券(主幹事)、SBI証券楽天証券SMBC日興証券岩井コスモ証券auカブコム証券LINE証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,300円
仮条件? 1,300円 ~ 1,400円
公募価格? 1,400円
初値予想(独自) 2,000円 ~ 2,600円(6月11日時点)
初値? 2,480円 (公募価格比+1,080円 +77.1%)

・想定価格1,300円に対して、PER67.3倍、PBR4.42倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益19.3円、1株あたり純資産293.9円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月30日(水)~7月6日(火)
当選発表日? 7月7日(水)
購入申込期間? 7月8日(木)~7月13日(火)
上場日? 7月16日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 840,000株
売出株数(OA含む)? 609,000株
当選株数合計 1,449,000株

・当選株数は1,449,000株。売買単位が100株なので、当たりは計14,490枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 86.96% 1,260,000株 12,600枚 1,260枚
幹事 SBI証券 4.35% 63,000株 630枚 283枚
楽天証券 2.61% 37,800株 378枚 378枚
SMBC日興証券 1.74% 25,200株 252枚 25枚
あかつき証券 1.74% 25,200株 252枚 0枚
東洋証券 0.87% 12,600株 126枚 0枚
岩井コスモ証券 0.87% 12,600株 126枚 12枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
0.43% 6,300株 63枚 6枚
丸三証券 0.43% 6,300株 63枚 6枚

野村證券(主幹事)、SBI証券楽天証券SMBC日興証券岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(6月15日追記)
・その他、LINE証券から申し込み可能となりました。LINE証券証券IPO第二弾です(6月16日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月23日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
久保 努(社長) 46.24% 90日間
KST有限責任事業組合 14.96% 90日間
ラキール従業員持株会 9.85% 180日間
合同会社シングル・マインド 5.44% 継続保有
平間 恒浩 5.34% 90日間
(株)Kコーポレーション 3.34% 90日間
西村 浩 2.62% 90日間
川上 嘉章 2.01% 90日間
雄谷 淳 1.75% 90日間
川西 幹 1.36%  

 

企業業績のデータ(5年分)

  2017年
12月
2018年
12月
2019年
12月
2020年
12月
2021年12月
(第1四半期)
売上高(百万円)? - 3,718 5,666 5,331 (1,275)
経常利益(百万円)? △48 144 182 243 (47)
当期純利益(百万円)? △48 136 86 140 (18)
純資産額 (百万円)? 512 800 909 1,130 (1,161)
1株あたりの純資産額(円)? 9,143 12,922 144 174 (174)
1株あたりの純利益(円)? △857 2,415 14 22 (3)
自己資本比率(%)? 32.2 31.0 31.0 29.7 -
自己資本利益率(%)? - 20.8 10.1 14.0 -

※2018年12月期まで単独決算。2019年12月期から連結決算。
※2019年12月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2021年12月期は、第1四半期時点で売上1,275百万円、経常利益47百万円を達成しています。IPOで得た資金は、開発費、技術系人材の採用・育成費、広告宣伝費および借入金の返済に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ラキール(4074)、LaKeel DXを活用することで、ユーザー企業は、サーバーやネットワーク機器を準備することなく、大手クラウド事業者が提供するクラウドプラットフォームの上で、アプリケーションの開発・運用ができます。業績推移を見ると、売上が頭打ち気味になっており、利益率もそこまで高くないので、先行きにやや不透明感があります。

 供給面を見ると、主要大株主に期間でロックアップがかかっていますが、公開株数は多めです。通常であれば、初値はそこまで上昇しないと思います。ただ、今の相場であれば、それでもなお、それなりの初値上昇が期待できます。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、SBI証券楽天証券SMBC日興証券岩井コスモ証券auカブコム証券LINE証券DMM株から申し込み可能となっています。

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