ジィ・シィ企画(4073)
ジィ・シィ企画の事業内容は「クレジットカードなどのキャッシュレス決済にかかわるシステム開発および導入後の保守運用ならびにクラウド型の決済ASPサービスの提供」で、東証マザーズ上場の小型案件(想定時価総額41.4億円、吸収金額8.3億円)です。統計的に初値の上がりやすい「クラウド関連」の案件です。
※2021年6月2日に新規承認されましたが、同年6月25日に「2022年6月期以降の業績等に影響を与える可能性がある事象が発生し、その確認に時間を要するため」上場中止が発表されました。今回は再度の新規承認となります。
基本情報
会社名 | ジィ・シィ企画(4073) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | https://www.gck.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SBI証券、岡三オンライン証券、DMM株、松井証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,810円 |
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仮条件 | 1,810円 ~ 1,890円 |
公募価格 | 1,890円 |
初値予想(独自) | 2,500円 ~ 3,500円(8月24日時点) |
初値 | 2,560円 (公募価格比+670円 +35.4%) |
・想定価格1,810円に対して、PER15.45倍、PBR4.11倍、配当利回り0.86%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益117.2円、1株あたり純資産440.7円、1株あたり配当金15.6円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 9月7日(火)~9月13日(月) |
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当選発表日 | 9月14日(火) |
購入申込期間 | 9月16日(木)~9月22日(水) |
上場日 | 9月28日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 200,000株 |
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売出株数(OA含む) | 260,000株 |
当選株数合計 | 460,000株 |
・当選株数は460,000株。売買単位が100株なので、当たりは計4,600枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 岡三証券 | 87.83% | 404,000株 | 4,040枚 | 404枚 |
幹事 | みずほ証券 | 4.35% | 20,000株 | 200枚 | 20枚 |
ちばぎん証券 | 1.74% | 8,000株 | 80枚 | 0枚 | |
いちよし証券 | 1.74% | 8,000株 | 80枚 | 0枚 | |
SBI証券 | 1.74% | 8,000株 | 80枚 | 36枚 | |
エイチ・エス証券 | 0.87% | 4,000株 | 40枚 | 4枚 | |
水戸証券 | 0.87% | 4,000株 | 40枚 | 0枚 | |
むさし証券 | 0.87% | 4,000株 | 40枚 | 4枚 |
・SBI証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(8月26日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(8月31日追記)
・その他、松井証券から申し込み可能となりました。(9月7日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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(株)コミューン | 26.14% | 180日間 |
金子 哲司 | 11.79% | 180日間 |
矢ヶ部 啓一(社長) | 8.76% | 180日間 |
(株)アイネット | 6.89% | 90日間 1.5倍 |
坂井 正人 | 6.80% | 180日間 |
ジィ・シィ企画従業員持株会 | 6.25% | |
金子 京子 | 5.78% | 180日間 |
小坂 大輔 | 3.06% | 180日間 |
近藤 茂男 | 2.44% | 180日間 |
髙木 洋介 | 2.42% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2019年6月期以降、株式1株につき40株の分割を反映。
・2021年6月期は、第3四半期時点で売上1,516百万円、経常利益117百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備投資、人材採用費、借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
ジィ・シィ企画(4073)、2020年6月期は、消費税増税にともなう「キャッシュレス・消費者還元事業」による特需が発生しました。クラウド型の決済サービス(CARD CREW PLUS)なので、急な導入企業の増加にも対応できています。ただし、2021年6月期はこの特需がなくなり、いったん業績は落ち込みそうです。
今後は、新型コロナの影響から、政府が示した「新しい生活様式」において、キャッシュレス決済がすすめられましたので、この需要が中長期にわたって業績を後押しするでしょう。供給面を見ても、公開株数が少なく、供給が絞れています。
ただ、同日にリベロ(9245)、デジタリフト(9244)、ROBOT PAYMENT(4374)が上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。総合的な需給を考えると、初値はそれなりの上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SBI証券、岡三オンライン証券、DMM株、松井証券から申し込み可能となっています。
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