エクサウィザーズ(4259)
(12月15日追記)
・引受価額が「1,082.45円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,082円」付近で寄り付く可能性があります。
エクサウィザーズの事業内容は「AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決」で、東証マザーズ上場の超大型案件(想定時価総額832.7億円、吸収金額340.3億円)です。統計的に初値の上がりやすい「AI関連」 、「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見ると、初値の上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | エクサウィザーズ(4259) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | https://exawizards.com/ |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券、SBI証券、楽天証券、CONNECT、auカブコム証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,050円 |
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仮条件 | 1,050円 ~ 1,150円 |
公募価格 | 1,150円 |
初値予想(独自) | 1,082円 ~ 1,300円(12月16日時点) |
初値 | 1,030円 (公募価格比-120円 -10.4%) |
・想定価格1,050円に対して、PSR31.87倍、PBR13.27倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-7.5円、1株あたり純資産79.1円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「950円 ~ 1,200円(11月18日時点)」から「950円 ~ 1,300円(12月8日時点)」に変更しました。
・引受価額に伴い、初値予想を「950円 ~ 1,300円(12月8日時点)」から「1,082円 ~ 1,300円(12月16日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 12月8日(水)~12月14日(火) |
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当選発表日 | 12月15日(水) |
購入申込期間 | 12月16日(木)~12月21日(火) |
上場日 | 12月23日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 4,000,000株 |
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売出株数(OA含む) | 28,407,200株 |
当選株数合計 | 32,407,200株 |
・当選株数は32,407,200株。売買単位が100株なので、当たりは計324,072枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
共同主幹事 | SMBC日興証券 | 65.74% | 21,304,700株 | 213,047枚 | 21,304枚 |
三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
29.69% | 9,622,300株 | 96,223枚 | 9,622枚 | |
幹事 | 大和証券 | 1.83% | 592,100株 | 5,921枚 | 592枚 |
みずほ証券 | 1.83% | 592,100株 | 5,921枚 | 592枚 | |
SBI証券 | 0.64% | 207,200株 | 2,072枚 | 932枚 | |
楽天証券 | 0.27% | 88,800株 | 888枚 | 888枚 |
・SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券、SBI証券、楽天証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(11月22日追記)
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(11月24日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(12月1日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
春田 真 | 10.64% | 180日間 |
古屋 俊和 | 10.11% | 180日間 |
(株)ベータカタリスト | 10.03% | 180日間 |
(株)INCJ | 7.96% | 90日間 1.5倍 |
アイエスジーエス1号投資事業有限責任組合 | 7.85% | 90日間 1.5倍 |
D4V1号投資事業有限責任組合 | 5.74% | 90日間 1.5倍 |
坂根 裕 | 5.45% | 180日間 |
石山 洸(戸籍名:鳴釜 洸)(社長) | 4.83% | 180日間 |
竹林 洋一 | 4.53% | 180日間 |
浅谷 学嗣 | 2.19% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年3月期まで単独決算。2021年3月期から連結決算。
※2021年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2022年3月期は、第2四半期時点で売上1,971百万円、経常損失△336百万円となっています。IPOで得た資金は、採用費、人件費、ソフトウエア開発投資、exaBase強化のための研究開発費、広告宣伝費、運転資金、借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
エクサウィザーズ(4259)、売上の86%を占めるAIプラットフォーム「exaBase」事業は、個別企業を顧客とし、蓄積されたデータを用いたコンサルティングや、アルゴリズム・ソフトウェア開発などをしています。IPOで人気化しやすいAI関連に加え、今後の成長も十分に期待でき、需要は大きくなりそうです。ただ、公開株数が非常に多く、まだ黒字化していないという点から、総合的な需給を考えると、初値の上昇は期待しづらいです。
ネット証券では、SMBC日興証券(共同主幹事)、大和証券、SBI証券、楽天証券、CONNECT、auカブコム証券、DMM株から申し込み可能となっています。同日に、クルーバー(7134)、ハイブリッドテクノロジーズ(4260)、三和油化工業(4125)、ZEALS(9255)が上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。
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