日本情報クリエイト(4054)
(7月10日追記)
仮条件が想定価格を大きく上回ったため、初値予想を引き上げました。
日本情報クリエイトの事業内容は「不動産業者向けのソフトウエア・サービスの提供」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額72.9億円、吸収金額18.7億円)です。やや大きめの案件で需給的に初値の大幅上昇はむずかしいでしょう。
基本情報
会社名 | 日本情報クリエイト(4054) 【東証マザーズ】 |
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会社URL | https://www.n-create.co.jp/ |
狙い目証券会社 | 野村證券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SBI証券、楽天証券、 岩井コスモ証券、岡三オンライン証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,090円 |
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仮条件 | 1,200円 ~ 1,300円 |
公募価格 | 1,300円 |
初値予想(独自) | 1,600円 ~ 2,600円(7月10日時点) |
初値 | 2,210円 (公募価格比+910円 +70.0%) |
・想定価格1,090円に対して、PER31.17倍、PBR4.27倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益35.0円、1株あたり純資産255.3円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件が想定価格を大きく上回ったため、初値予想を「1,300円 ~ 2,000円(6月26日時点)」から「1,600円 ~ 2,600円(7月10日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 7月13日(月)~7月17日(金) |
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当選発表日 | 7月20日(月) |
購入申込期間 | 7月21日(火)~7月28日(火) |
上場日 | 7月31日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 800,000株 |
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売出株数(OA含む) | 913,500株 |
当選株数合計 | 1,713,500株 |
・当選株数は1,713,500株。売買単位が100株なので、当たりは計17,135枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | 88.70% | 1,519,900株 | 15,199枚 | 1,519枚 |
幹事 | 大和証券 | 4.78% | 81,900株 | 819枚 | 122枚 |
岡三証券 | 1.74% | 29,800株 | 298枚 | 29枚 | |
SBI証券 | 1.74% | 29,800株 | 298枚 | 134枚 | |
エース証券 | 0.87% | 14,900株 | 149枚 | 14枚 | |
楽天証券 | 0.87% | 14,900株 | 149枚 | 149枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 14,900株 | 149枚 | 14枚 | |
極東証券 | 0.43% | 7,400株 | 74枚 | 0枚 |
・野村證券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SBI証券、楽天証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(6月30日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能になりました。(7月6日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
米津 健一(社長) | 45.65% | 180日間 |
(株)NJC | 45.65% | 180日間 |
日本情報クリエイト従業員持株会 | 2.94% | 継続保有 |
丸田 英明 | 0.24% | 継続保有 |
日髙 健 | 0.24% | 継続保有 |
新井 篤史 | 0.24% | 継続保有 |
瀬之口 直宏 | 0.18% | 継続保有 |
尾之上 健太 | 0.14% | 継続保有 |
古田 公四郎 | 0.14% | 継続保有 |
高木 翼 | 0.13% | 継続保有 |
企業業績のデータ(5年分)
※2018年12月期以降、株式1株につき10,000株の分割を反映。
・2020年6月期は、第3四半期時点で売上1,744百万円、経常利益397百万円を達成しています。IPOで得た資金は、ソフトウエア開発費、研究開発費、人材採用費、マーケティング費用に充てる予定です。
管理人からのコメント
日本情報クリエイト(4054)は、不動産の仲介、管理業務をインターネット上で完結できるソフトウエアを提供しています。業績は緩やかな右肩上がりで推移しており、新型コロナ後の新しい生活様式にも適していることから、今後の成長にも期待が持てます。ただ、公開株数が多く、需給的に初値の大幅上昇は期待しづらいです。
ネット証券では、野村證券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SBI証券、楽天証券、岩井コスモ証券、岡三オンライン証券、DMM株から申し込みが可能となっています。また、同日にSun Asterisk(4053)も上場することになっており、やや買いが集まりにくくなっています。
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